神の手。
基本的にどんな楽器でも演奏者自身がチューニングするものですが、
これだけ大きな装置になってしまうと何時の時代からか役割分担に。
調律師(チューナー)の皆さんは誰もがピアノを上手に弾けますが、
調律出来るプレイヤーは聞いた事がありません。
それが出来れば、希少価値を謳い文句に営業廻れるかもしれませんが、
調律学校に行って技を習得し、
演奏リハ前に2時間程調律して本番に挑むとなると、
ひとつの公演だけでもかなりのエネルギーを費やす事になるでしょう。
と・いうわけで、
今日は自宅のピアノの調律に来て戴きました。
チューナーは、
[B-tech Japan]の井上氏。
1昨年の【PLANETSBREZZE ~惑星からの風~】からお世話になっています。
ホールコンサートをされているこの調律師の世界ではたぶん一番若い世代の方で、
「赤いルン」録音の頃には辛うじて存在していた「日本ベーゼンドルファー」の技術の継承者です。
鍵盤を弾き出して、ハンマーのフェルトに針を刺して弾力を取り戻していきます。
これぞ、ピアノの鍼灸師!
びっくりしました。
フェルトが甦る事で、
音がこれまでダイレクトに放射するようになるのですね!
3時間近い時間調律していただき、
これでこの2012年に誕生するアルバムが、この部屋から養われていく事でしょう。
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