お山の空気は透き通っていました。
路面は積雪で凍結していましたが、
秋に岩戸開きをした相ノ浦の丹生神社にも参拝出来ました。
今、日本中の神社で神様の入れ替わりが始まっています。
そんな場所によくある立て札に描かれた祭神は、
もはや意味がなさない事を、
その社を護る者や、どれだけの方が識っていることでしょう。
まだまだそれは公にはなっていません。
これからの数年で、誰にでも判る様に顕著にしてくれるのでしょう。
上空はぽっかりと空いていました。
西の山が光り始める。
今度は夕陽のショーでした。
それは2009年を締め括る黄金の光りでした。
高野・熊野の山々に 夕日が沈んでいきます。
これがこの場所を人生の最後と決めた、
空海・弘法大師の観た、本当の高野山の景色です。