熊野那智大社 御創建1700年 式年大祭 奉納演奏での「天と地のレクイエム」は、
『地無し尺八』では世界第一人者の志村禅保氏との競演となります
「天と地のレクイエム」を6年弾かせてもらって来ての初めてのアンサンブルです!
この曲で演奏される世界最長の八尺一寸の尺八は、
かつて伝説の虚無僧の巨匠が、何百年も茅葺の囲炉裏の煙に燻された竹で創られた奇跡の尺八で、
師は路上で鎮魂の為だけに吹く事を決心し亡くなられたとお聞きしています。
そしてその後、志村氏の 『尺八博物館』に辿り着きました。
尺八は1尺8寸がポピュラーですが、
志村氏は3尺以上の管を沢山吹かれ、
それらは通常では音が出ない尺八で、
そんな管を鳴らす為には、確実に肉体を壊される命懸けの試練を必要とします。
さらに『地無し尺八』とは、
日本古来の虚無僧の時代のもので、
音程を調整する為に管の中を漆喰で固めた現代の音楽的な尺八とは一線を画します。
竹を切り取ったまま、どんな音が出るか判らないまま造られた、従来の皆さんがイメージする尺八とは全く違う別世界のサウンドをいて戴ける事になると想います。
このとてつもない長さの8尺1寸の尺八からは、
大自然界の風の音がしていました!
造られた師は、大自然との同化を目指していたと聞きます。
まさにそんな音でした!
音を聴いているだけで涙が出て来ます。
今回、この奇跡の尺八が熊野那智大社に御参加戴ける事も、
何か・大きな意味のある事と。
沢山の皆様にもこの体験を、
皆様の御参加、心よりお待ちしております!
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