くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

介護

2017-12-06 20:42:06 | 日記
数日前、母からメールがあった。



腰が痛かったので医者へ行ってきたようだ。
診断結果はMRI検査をしてみないとまだ断定はできないが、"骨粗しょう症"とやらで圧迫骨折している可能性が高い……
という内容だった。

本人は時々痛がってはいるものの、至って元気。

しかし、現在の医師の見立てでは、母の骨年齢は100歳近くらしい。



母は現在73歳……




脳裏にイヤな予感が浮かんだ。







もし、寝たきりとかになったら…………






幸い私には兄弟、弟が二人いるので私一人で悩まなくても済むとは思うけれど、現実的にもし母が一人で日常生活もままならなくなってしまった場合どうするのか。

三兄弟。
私と三男はバツイチの単身者ではあるけれど、共にギャンブル依存症者。
次男は既婚者。私たち兄弟の中では唯一まともな生活を送ってきていて、母の暮らす実家から五キロほど離れた場所に一軒家を建てて暮らしている。

『万が一にオフクロが働けなくなった場合、経済的援助は俺たち兄弟3人でしてあげて、もし介護が必要な場合はある程度はプロに任せよう。
アニキだけに負担がくるようなことにはならないから安心しろ。』

…………昨年の2月、私が精神科に入院するまえに、確かそんな話を兄弟だけでしたような気がする。。。

だが、現実的にそういった事態が起こったとしたら、一番妥当な結論としては、長兄である私が実家に戻り母と暮らすことだろう。



当たり前のことだ。



私の生活もようやく安定してきたこのタイミングで、また環境の変化を余儀なくされる恐れが出てくることになるとは……


神も意地悪だな。
(苦笑)


まだ決定的なことではないけれど、これから先のことを弟たちと、そして母も交えて話をする必要があるような気がする。






今から約13年前………

私のばあちゃん。
私の祖母は約13年前に亡くなった。
母は寝たきりになった祖母を3年間、自宅で介護してきた経験をしてきていて、その様子を私は間近で見てきた。
時々デイサービスなども利用してはいたけれど、祖母が亡くなるまでほとんどの面倒を母が看ていた。

春には、車イスに祖母を乗せ、実家の前にある満開の桜を見せていた🌸。
夏には、祖母のベッドの横でアイスクリームをスプーンに取り、祖母の口に運んでいた🍨。


認知症を患っていた祖母の下の世話をしながら、

『これが本当のクソババァってもんだわ!』

……と、笑いながらオムツを替えていた母の姿を思い出した。
当然ストレスが溜まるときもたくさんあったのでしょう。
祖母が眠っている時には、母はよく一人カラオケにも行っていたようだった。




私の中の記憶は時間が止まったままだけど、現実は確実に時間が流れている。





次世代へ……か。







………なんて浸ってる場合じゃないか。






オレの生活、メンタルが落ち着いたら面倒をみれると思うよ。
……なんて言っていたら、いつまで経ってもできないだろうな、きっと。




私にとって、最大の"埋め合わせ"をしていかなくてはならない相手はきっと、


アナタなのでしょう。




今気付いたよ。