くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

完全敗北

2019-09-07 21:40:00 | 釣行記



今週も、また夜中から車を走らせる。




先週の釣行時、とあるポイントで私は明らかに尺を越えているヤマメを見つけていた。
法面側が深くえぐれていて、なおかつ小さな用水路からの流れ込みもあるポイント。いかにも大物が好みそうな一級ポイント。


こういった場所では、
"まずは手前から攻めてみる"………などというのがセオリーなのかもしれないけれど、私はそういったことはあまりしない。
"ここぞ"というポイントでは最初の1投目から流芯に乗せて沈められるような本命コースをトレースすることが多い。

この日もそうだった。


まず1投目、
向かって左側の右岸インレットから流芯を直撃するように流し、軽くトゥイッチ。
しかしチェイスは無い。


2投目、同じコースをトレース、気持ちレンジを下げてみる。

しかし、これもチェイス無し。








3投目、
向かってやや右、左岸の比較的浅い場所へキャスト。ゆっくりとBowieに平打ちさせながらゆっくりと流していると、法面側の深い場所から突然、横切るように大型のヤマメが飛び出してきた。





デカイ!!





しかし、
そのヤマメはBowieの僅か10cmほど手前でピタッ!と停まり、元居た場所へササッと戻っていき、その後2度と姿を現すことはなかった。


















………そして本日………













時刻は先週より30分ほど早め先週と気温は同じ
水量、水温、水色、先週とほぼ変わらず。
この一週間の間に他の釣り人に抜かれていなければ、まだアイツはいるはず。


期待に胸を膨らませながら装備を整える。
今日はULX、ラインはPE0.8。



そして………先週と同じ場所に立つ。




1stキャスト。
先週と同じく、右岸側インレットへBowieを投入、流芯に乗せ、トゥイッチしながらリトリーブ。
しかし、応答は無し………







2ndキャスト。
一投目と同じコースをトレース。
しかし、これも反応無し…………………













そして、
3rdキャスト。
今度は左岸側、草が繁っている浅瀬に沿って、ゆっくりとBowieを引いてみる。










Bowieのやや後ろに
"ギラッ"っと光る魚影。









すぐさま私はリトリーブを止め、その場で軽くトゥイッチ。
























"ゴンッ!!"











「よし、乗った!!」










流れの緩やかなプールでギュンギュンとローリングする銀色の魚体。
その重量感を5秒間ほど味わった、間違いなく尺は超えている。
「やったぜい!」









そう思った瞬間の出来事だった。







魚にかけていたテンションがフッと抜けた……………………………














独りぼっちで帰ってくるBowie。。。






「うっわー!!

ま、マジかぁー!!」






思わず叫ばずにはいられなかった。







しばし呆然…………


…………………



…………………




…………………






「仕方ない………

次を探そう………」


そう思えるまでにはかなりの時間が必要だった。

いや、帰宅した今でもまだ脱力感でいっぱい。。。





アングラーならば、誰しも一度ぐらい経験しているであろう事かもしれないけれど、ずっと狙っていたヤマメだけにショック倍増…………
凹むわー。。。












…………その後…………



気を取り直し再び川を歩いたものの、私の勝負は既にあの早朝の時点でついていた。





集中力が途切れ、中途半端なままで歩いてみても、やはりいい結果には繋がらなかった。
数匹のヤマメを釣り上げたものの、今日は滑って転倒、ずぶ濡れにもなった。(乾燥中)






………そして帰り道…………






こちらは安定のボウズ………
やっぱし当たらない、
くっそー(>_<)








今シーズンも残すところ、あと1ヶ月………


逆転ホームランはあるのか?







あーぁ。
アイツはもうたぶん釣れんな………






さーてと、
次はどこへ行きましょうかね~。








★タックル
■ロッド: イトウクラフト エキスパートカスタムEXC510ULX
■リール: Abu カーディナル3
■ライン: PE0.8+フロロ5lb
■ルアー: イトウクラフト蝦夷50S1st typeⅡ、蝦夷50S typeⅡ、Bowie50S、ハンドメイドミノー50S