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週末アングラーの私にとって、本日が今シーズンの渓流ラストランとなります。
今年も我ながらよく川を歩いたと思います。
渓流ルアーは約10年ほどやってはきました。でも、未だに腕は未熟。。。
歩いて歩いて、クタクタになるまで歩かなくては良い魚には出会えません。
今シーズンはフェルトソールのウェーディングシューズを3足ほど履き潰しました。
ま、そうして川を歩けるうちは、まだまだ健康ということでしょうかね?
◆◆◆◆◆◆
さて、
本日は今年私が一番通っている川へ向かい、そろそろ色付いているであろう秋ヤマメを探してみることに。
まずは朝マズメ、「ここには良いヤツが絶対に居る」と以前から確信していたポイントに立ちました。自らの気配を殺し、キャスト。
軽くトゥイッチを入れ、素早くリトリーブ。
『ゴンッ!』
いかにもヤマメらしい、ルアーを啄(ついば)むような当たりだった。
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「こりゃ朝から調子がいいぞ。」
と、思ったのも束の間。
その後は歩けど歩けど、アタリ無し………
たまにはヒットするけれど、
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こんなんばっかし。なかなか思うようにはいかない。。。
時刻はすでに昼過ぎ。
◆◆◆◆◆◆
思い切って別の川へ移動🚙=3
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いい感じの流れに蝦夷を投入。
ゆっくりトゥイッチ。
『ゴンッ!!』
ロッドにズンッ!と重みがかかる。
「こ、コイツ💦デカい!!」
凄まじい引き、尺は間違いない!!
バレないように、なるべく魚が暴れないようにテンションをあまりかけずに暫くファイトしていると、白い鰭が見えた。
「え?えー!!???」
そう。
その正体はイワナ君。ジャスト40cmの怪物くんだった。
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「やっぱし君だったか……」
チョットがっかり(´・ω・`)
でも、
楽しいファイトでした。
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◆◆◆◆◆
既に時刻は夕方の4時。
そろそろタイムアップという時だった。
「このポイントを流してダメだったら帰ろう。。。
もう終わりにしよう。」
そう思っていた。
今日は一日中歩いて疲労もかなり困憊していた。
クタクタだった。
ガンガンの流れ込みから、緩やかな流れになる開きのポイントだった。
流れ込みの対岸に、アップクロスで蝦夷を投入する。
蝦夷がポイントに着水してすぐ、リトリーブに入った瞬間だった。
『ドンッ!!』
再び、510ULXが大きく弧を描いた。
間髪入れずに合わせを入れる!
ドラグがジッと鳴り、ギュンギュンとローリングする魚体。
「コイツはヤマメだ!間違いない!!」
慎重に、慎重にローリングに合わせながら手前へと引き寄せる。
同時に左手を背に回し、ランディングネットをベストから外す。
ゆっくり、ゆっくり、構えたネットに吸い込まれるように魚がランディング。
「よし!!獲った!!」
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久々の高揚感。
魚からフックを外す指先が微かに震えていた。
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サイズは29cm、泣き尺。
残念ながら、尺には少し足りない。
でも、最後の最後に、待望の秋ヤマメに会えただけで満足でした。
リリースしてやると、ゆっくりと、静かに元の付き場へと戻っていった。
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この川にはコイツ以上のヤマメが潜んでいるはず。
でも、
これ以上のヤマメを獲れない原因は、きっと私の技量不足だからでしょう。
その私の技量不足は、来シーズンへの課題として、これからも精進してゆくしかありません。
楽しい1日でした。
そして……クタクタになる釣行でした。
また、
来年。
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★タックル
■ロッド: イトウクラフト エキスパートカスタムEXC510ULX
■リール: ABU カーディナル3
■ライン: シマノ ピットブル✕8 0.6号 +フロロリーダー5lb
■ルアー: イトウクラフト 蝦夷50S typeⅡ、蝦夷50S 1st typeⅡ、Bowie50S