出典:『バグダッド・バーニング』2。「選挙の結果」前半部は以前に引用しましたが、後半部にサドルに関する記述が載っていたので、引用します。 . . . 本文を読む
『進化と人間行動』長谷川寿一・長谷川眞理子(東京大学出版会)より。唐突でありますが、人間行動を考える際に、角度を生物学からみすえるのは新鮮です。上記の本を読んだのはかなり前なので、細部をつっこまれると記憶がおぼろなので弱りますが....。他にも長谷川眞理子さんはダーウィンシリーズに挑戦していて、翻訳もがんばっておられるようです。これは一時「利己的遺伝子」などが注目されたので、単に注目された本でしょうが、今では忘れられているでしょう。が、もちろん、長谷川眞理子さんはえんえんと研究されておられるでしょう。当然のことですが。
たしか、進化と進歩は同じではなく、すべての生物が進化の最先端にいるとのことです。進化とは、環境に適応するための各生物のアトランダムなものだそうです。たとえば、チンパンジーは人間になることをめざす動物ではありません。人間が一番進化=進歩 している動物だと思い込んでいるのは、単なる思いすごしだそうです。(進化=進歩は、まちがい)。なるほどね、と思った部分を当時メモしたものをコピペしておきました。私は、明快な文章で綴る長谷川眞理子さんの本が大好きです。特に「通説ではこうなっていますが、それは本当でしょうか!」という彼女の叫び声が大好きです。
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