出典:『コーヒーの水』ラファエル・コンフィアン 塚本昌則訳 (紀伊国屋書店) . . . 本文を読む
出典:『コーヒーの水』ラファエル・コンフィアン 塚本昌則訳(紀伊国屋出版)
(1999年第1刷) アメリカのカリブ海に、マルチニック島というのがあるのですが、もと仏植民地のころ、ここにも、アフリカから黒人が奴隷として連れてこられたということ。現在は仏海岸県になっていますが、その子孫から作家がついにあらわれ、小説を発表するようになりました。これらをクレオール文学と言うらしいのですが、これらの作家たちの作品を通して3世紀に及ぶ歴史的暴力の詳細に触れることができます。オバマを考えていたら、クレオール文学を思い出しました。
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