首相、長崎原爆式典に1分遅刻 被爆者団体から批判
毎日新聞 2021/8/9 16:53(最終更新 8/10 01:13) 261文字

菅義偉首相は9日、長崎市の平和公園で開かれた長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に1分遅刻した。開始予定時刻だった午前10時45分の4分前に平和公園に到着したが、会場で着席したのは、式典開始が告げられた後の同46分だった。首相周辺は理由について「所用だ」と説明した後「事務方による時間管理上の不手際」と修正した。被爆者団体から批判する声が出ている。
首相は9日午前に羽田空港から日航機で長崎入りした。自宅である東京・赤坂の衆院議員宿舎は、予定通り6時50分に出発。ただ長崎空港を経て平和公園に着いたのは予定より1分遅れだった。