天皇、皇后両陛下は12日、全国豊かな海づくり大会臨席などのため、羽田空港から特別機で兵庫県に入られた。新型コロナウイルス禍の影響で、両陛下が会場に赴いて同大会に臨席されるのは令和元年以来3年ぶり。

両陛下は同日午後、神戸市内にある理化学研究所計算科学研究センターでスーパーコンピューター「富岳」を見学し、コロナ禍で活用された飛沫(ひまつ)拡散シミュレーションなどについて説明をお受けに。天皇陛下は、「重要なデータがこの中にあるんですね」とうなずかれていた。

夕方には宿泊先のホテルで、同大会で絵画や習字の優秀作品に選ばれた小中学生や、漁業関係者とご懇談。皇后さまは南あわじ漁業協同組合の小磯富男さん(68)に、阪神大震災について「大変だったんじゃないですか」と言葉をかけられた。

両陛下は13日には、同県明石市で海づくり大会の式典に足を運ぶほか、明石港で歓迎行事に臨席するなどした後、帰京される。

ソース画像を表示

(ネットから借用)

両陛下 富岳を視察(2022年11月12日)