とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

ムクゲ

2007年06月27日 09時18分39秒 | 創作詩
(別名:ハチス。アオイ科の落葉大低木。花期:8~9月。適地:日なた/北海道南部以南)

 ムクゲが、もう咲きはじめたのに気がついた。
 気温が異常に上下するからだろうか?
 6月の下旬だから、早いといっても、そう早くないのかもしれない。
 ちょっぴり早い程度なのだろうか? わからない。
 
 1日花だが、次から次と咲く。
 このムクゲの名前は、なんと......”日の丸”!!

 20年以上も前に、800円ほどで買ってきた鉢物のなれの果てだ。
 土におろしたら、ものすごく育って、今では伸びすぎる枝との戦いになっている。

 切っても、切っても、いつの間にか、季節になるとまた元どおりに伸びている。

 私は、植物を育てるのに、あまり本は読まない。
 じっと植物の葉っぱあたりを見ながら、これは、きっと強い太陽が好きな花、木だ。これは、じめじめするほど水が好きな花だとか、うーむ、この先肥料が欲しくなるだろう、とか、考える。
 そして、勘でまず育ててみる。勘があたると、ものすごく、うれしい。

 うまくいかなかった場合は、また考える。

 なんとしてもダメだと悲鳴があがったときに、園芸百科を開く。

 ムクゲの枝の伸びすぎとは、ここ何年か戦ってきた。
 秋になると、枝を思いきり切ってきた。

 でも、夏が近づくと、”もとどおり”

 ついに、悲鳴があがり、本を開いた。

「成長しすぎた大きな枝は、2月に大枝の箇所から切り、枝の更新をはかる」

 ついでに、もう少し読む。

「開いた花はわずか一日でしおれてしまうが、夏の暑い盛りに次から次へと鮮やかに咲く」

 この少し古い園芸百科事典は、皮肉にも異常気象のバロメーターと今ではなっている。ついでに、何年の発行かと調べたら、1990年とある。思ったよりも古くなかった。ただし、この文字が、ぱっと目にはいった。

「本書の内容を、小社に無断で複写複製することを禁じます」!!
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