Ｍ＆Ａと弁護士事務所 再編の波

踊るような文字ばかりが目につく.....新聞。
あまり読まないようにしている。気分が悪くなるからだ。

しかし、Ｍ＆Ａ(企業合併・買収）、やたらに数を増やしている弁護士.....みな、身近にいる方々が闘っていることばかりだ。

医療崩壊、医師の病院離れ........これも、そうだ。父のことなど相談にのって助けていただいていた先生が、今月で病院をおやめになるという。どのくらい支えていただいただろうか。深い感謝を捧げに、今日、お別れに行ってきます。

毎朝、通っていたコンビニの元コックのおじさんが、しっかりとした仕事をしていたが、ついに血を吐いて倒れ 、救急車で運ばれ、2日入院してから半年ほど経つだろうか？おじさんは、ついに店をやめた。その前に一緒に働いていた20代の若者も、しっかりした仕事をしていたが、おじさんは、辞める前に、その若者にアドバイスをして辞めさせていた。

「このままでは、おまえ、一生アルバイト暮らしだ。なにか学校へ行って知識を身につけ、しっかりとした仕事につくようにしろ」と、言ったそうだ。

「かわいい子には旅させよ」「自主性が大事。やたらに指図しないで、自分で考えさせるようにしなくてはならない」

　みんな真実だと思う。

　しかし、こう世の中が荒れていたら....「かわいい子には、旅させろ」は、オオカミの群れのなかに、餌食を放すことではないだろうか？

しかし、大きくなった息子を家庭で育てることは、もう無理だ。

荒れ狂う世の中で、まだ、いい上司にめぐりあっていない息子達。もちろん、すでに親としては、表面的にはイニシアティヴはとっていないが、密かに考え込んでしまう。

「本人の自主性にまかせています」と、親の務めを怠けているのではないかと....

まさに、昔の常識が一つも通らない世の中だ.......どう生き延びていったらいいのか......なかなか良い考えが浮かばない。