さて、ことの発端は実はチャドのパニックのもがき苦しみなのですが、なんのことか分からないでしょう。
チャドのパニックのもがき苦しみ→→→友人がお見まいにくる。→→お返しに苺ケーキを焼いておく→→山椒の葉っぱが無事手に入る→→イワシを無事塩漬けできた。
この話を写真入りでつづります。
チャドは食欲が落ち、体重も下降線になりました。それで少しでも食べさせたいと腎臓に悪いタンパク質(ネコ用魚缶)を与える。喜んで食べた。1週間与える。
ところが胃がむかついて、吐き気に襲われる。吐ききれず、のどがつまったらしく「息ができない」とパニックになり2ふんほどだがひっくりかえって発作のように手足をばたつかせ苦しんだ。
これを2日間で6回苦しんだ。
7回目の吐き気が来た時に、抑えることができ、以後おきなかったが消耗激しくくたびれ果てた。
私の傍からはなれず、布団の上でぐったりと寝ていて、やっと3日かかり回復した。回復したら心細さがなくなったのか自分のベッド(ソファーの上)でねるようになった。
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私の友人は私が介護に疲れていないかいつも心配してくれている。疲れたらいつでも言いなさいと言ってくれる。
チャドは普段はあまり手数がかからないが今回の吐き気パニックは大変だった。今にも窒息して死ぬかと思った。
友人に「今回はちょっと疲れた」と言ったらすぐ見に行くと言ってくれた。花見弁当を持ってお見まいに行くと。
1時間や1時間半かかるところから友人二人が来てくれるのだ。
それで季節の苺ケーキを2個焼いておいた。食べても良し。持ち帰ってもよし。百均でケーキ箱も
売っていたし。
他に季節の甘夏ゼリーや甘夏スカッシュ、りんごジュレ、苺シロップ、ジャーサラダ、甘夏ジャム、リンゴジャムなどなど用意。
友人も花見弁当、コーヒー、ゴーヤの佃煮、おいしい牛乳、などなど持参でにぎやかな食卓になった。
特に喜んでくれたのが、2個の苺ケーキ。
隠していたのを出したら「うわっつ」と歓声があがった。
苺の生クリームケーキは女性を喜ばせる何かがあるようだ。
話は飛ぶが、ケーキ作りと並行して私はスーパーに並んでいるイワシを買い込み保存食にしようとしていた。
新潟料理の本をめくっていたら「イワシの塩辛漬け」というのがあり、初めて挑戦しようと準備を進めていた。
イワシを塩たっぷりふりかけ重石をのせて下漬けが完成していた。あとは洗って本漬けするのみの状態。
冷蔵庫に入る本漬け用のホウロウの保存容器を発注しておいた。
さて、宴はたけなわで隠しておいた苺ケーキ2個を出したのでさらに熱気があがっていた。
百均のボックスもだして「食べないで各自一個づつお持ち帰りも可能だけれど」と言ったら、
「もらっていきた~い」
「でも半分づつでいいわよね」
となり、一個の半分を三人でその場で食べ、あとの残りを三人で半分づつゲットすることにした。
で、箱につめ冷蔵庫におさめ、ケーキをぱくついているところに、イワシの保存容器が宅急便で届いた。
「なに、それ?」ということで、イワシの塩漬けの計画を話し、下漬けしたイワシ」も披露し、
「でもね、本漬けに山椒の葉っぱがいるの。困った」と言ったら、なんと、
庭に山椒の木がある人がいて、「葉っぱ送ってやる」ってことになった。
友人はケーキの箱を喜んで持ってかえったらしい。
翌翌日「きれいにジップロップされた山椒の葉っぱの小包が届き、かわいいお手紙がはいっていた。
ジップロップしてくださったのは友人の娘さんのようだった。
「ケーキ、母が持ち帰ってすぐにいただきました。
とてもおいしかったです。ありがとうございました。云々」
友人が「娘は驚嘆し、今回のイチゴケーキはマックスおいしかったって言ってた」と教えてくれた。
やはり苺の生クリームケーキは女性にもてるらしい。
(説明、疲れました)
そして無事「イワシの塩漬け」は完成しましたとさ。最後にあら塩1キロで重石をする(来年用)
【追記】イワシは開きと丸のまま(頭と腹はとる)の2種類漬けました)
「完」
頻度が少ないのが残念ですが…