AFPBB
米当局、J&Jワクチン接種の一時停止を勧告 血栓との関連性調査
WHO、野生哺乳類の食用取引停止を要請 感染症拡大予防で
【4月13日 AFP】世界保健機関(WHO)は13日、感染症の拡大を予防するため、野生哺乳類の食用取引の停止を求める声明を発表した。
WHOはこの中で、「動物、特に野生動物はヒトの新興感染症の感染源の70%以上を占めており、新興感染症の多くが新型ウイルスに起因する。野生哺乳類は特に、新型感染症の発生リスクになる」としている。(c)AFP
「放射能水の放出反対」 菅首相に扮して蛇口ひねるパフォーマンスも 韓国
【4月13日 AFP】韓国ソウルの日本大使館付近で13日、福島第1原子力発電所の処理水を海洋放出する日本政府の決定に抗議するデモが行われた。
菅義偉(Yoshihide Suga)首相に扮(ふん)した環境活動家が放射能警告が付いた蛇口をひねるパフォーマンスを行ったり、放射能警告付きの魚介類のパネルを掲げたりした。
参加者らは「世界の海を汚染する放射能水の放出反対」や「海は放射能水を捨てるための場所なのか?」などと書かれたプラカードを手にシュプレヒコールを上げた。
参加した女性環境活動家は、「日本政府の決定は、世界に対する罪だ。世界のすべての人を汚染する行為だ」と述べた。
男性活動家は、「日本人にとって、汚染処理水保管タンクは、福島原発事故の痛々しい思い出だ。これは東京五輪の夢を復活させ、準備できるようにするため、事故の記憶を消し去ろうとする政治的行為だ」と述べた。「日本政府の決定は、科学的なものではない。政治的なギャンブルだ」 (c)AFP
母なるガンジスの恵み 供物拾う少年たち インド
【4月13日 AFP】ヒンズー教の聖地、インド北部ハリドワール(Haridwar)では巡礼者が、魂が清められると信じガンジス(Ganges)川に身を沈める。その傍らで少年は、富を求めガンジス川に身を沈める。
13歳のラフル・シン(Rahul Singh)さんは、巡礼者がガンジス川に投げ込む供物を拾って生計を立てる「コイン拾い」だ。
India: Crowds bathe in Ganges in Kumbh Mela festival despite soaring COVID-19 cases
2021/4/13
(これは、感染が広まる 「空を飛ぶカバ」)↑
動画:地下出版でネット遮断に対抗 ミャンマーの若者たち
【4月13日 AFP】インターネットへの接続を遮断し、情報統制を行うミャンマーの軍事政権に対抗するため、同国の若者らはニュースレターを地下出版し、いくつものコミュニティーにひそかに提供している。
世界のネット接続状況を監視する英団体ネットブロックス(NetBlocks)によると、クーデターが起きたミャンマーではインターネットの遮断が50日以上続いている。
ミャンマー、シリア思わせる「本格的な紛争」に発展の恐れ 国連が警鐘
【4月13日 AFP】国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)高等弁務官は13日、ミャンマー情勢をめぐり、人道に対する罪が犯されている恐れがあり、シリアの荒廃を招いたような大規模な紛争に向かっているように見えると警鐘を鳴らした。
同事務所は声明で世界の国々に対し、ミャンマーで2月1日にクーデターを起こした軍指導部に「自国民を抑圧し虐殺する作戦」をやめさせるために、直ちに断固たる行動を起こすよう求めた。
この声明の中でバチェレ氏は、「ミャンマーの状況が、本格的な紛争に向かっていることを危惧」しており、シリアなどで起きた壊滅的な過ちが繰り返されることを、世界は許してはならないと訴えた。(c)AFP/Nina LARSON
(写真はネットから借用)
集団感染の南米サッカークラブが7人で試合 リーグ側が延期拒否
【4月13日 AFP】サッカー・コロンビア1部リーグに所属するアギラス・ドラダス(Aguilas Doradas)のオーナーが12日、新型コロナウイルスの集団感染によって起用できる選手の数が限られたため、選手7人での試合を強制されたとして、延期の要請を拒否したリーグ側を非難した。
新型ウイルスの陽性反応で16人が離脱したほか、7人が負傷していたアギラスは、11日のボヤカ・チコ(Boyaca Chico FC)との試合に7人の選手しか起用できず、0-3で敗れた。
SPUTNIK
日本政府は、事故が起きた福島第一原子力発電所から放射性物質をほとんど含まない処理水を海洋に放出することを正式に許可した。放出の準備には約2年かかり、この間に追加機材の準備やテストなどが行われる。菅義偉首相は、日本政府が福島第一原発の処理水を海洋に放出する点における安全性を保証していると述べた。
米国務省の反応
米国務省のネッド・プライス報道官は12日に発表した声明の中で、日本当局はこの決定を下す際に透明性を確保し、可能な行動の「選択肢の検討」を行い、それらの選択肢から得られる結果を評価していると述べた。
グリーンピース・ジャパンの反応
グリーンピース・ジャパンは、日本政府の今回の決定を、福島の住民、日本全体、そしてアジア太平洋地域の「人権と利益を完全に無視している」と強く批判した。
韓国の反応
韓国政府は、日本当局の決定について強い遺憾の意を表明した。また日本政府に対し、事故が起きた福島第一原子力発電所の汚染水を浄化するプロセスについて、情報をすべて公開する必要があるとの考えを示した。韓国外務省によると、韓国外務省の崔錘文(チェ・ジョンムン)第2次官が相星孝一・駐韓日本大使を呼び、この要求を伝えたという。
中国の反応
中国外務省は、中国は事故が起きた福島第一原子力発電所の使用済みの汚染水を海洋に放出するという日本の決定を極めて無責任なものだとみているとの声明を出した。中国は日本に対し、この問題を再検討し、責任を示し、全面的に協議することなく海洋に放出しないように求めた。
国際原子力機関の反応
国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は13日、福島第一原子力発電所の処理水を海洋に放出するという日本の決定は、世界各地の原発で行われている排水放出と同等のものであり、IAEAの監督下で行われるだろうと述べている。