【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は12日の記者会見で、世界全体における新型コロナウイルスの1週間当たりの新規感染者が7週連続、死者も4週連続で増加していると明らかにした。WHOで新型コロナの技術責任者を務めるバンケルコフ氏は「危機的な時期に入っている。パンデミック(世界的大流行)は急激に拡大している」として、警戒を緩めないよう呼び掛けた。
WHOの速報値によると、先週の新規感染者は440万人超で、1月中旬に感染者が減少し始めたころの水準にまで戻って来ている。
年代別では、20代が156人、30代が87人、40代が100人、50代が51人などとなっている。65歳以上の高齢者は47人だった。
大阪・豊中市立小の教職員16人がコロナ感染し休校 児童に体調不良無し
毎日新聞 2021/4/13 12:39(最終更新 4/13 14:33) 295文字
大阪府豊中市教委は13日、市立新田小の教職員60人のうち、16人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。全児童875人には今のところ体調不良などは出ていないという。同小は12日から12日間休校とした。
市教委によると、9日に教職員1人が体調不良を訴え、検査の結果陽性と判明した。翌日、体調不良を訴えた3人も陽性に。11日、残りの教職員を検査した結果、さらに12人の感染が確認された。16人のうち2人は入院している。
同小の職員室は、教職員の机の前には仕切りを作っていたが、隣の席との間にはなかったという。
同小は7日に入学式、8日に始業式があり、9日は午前中のみ授業だった。【三角真理】
大阪新規感染、初の千人超 「非常に厳しい」と吉村知事
兵庫県でも過去最多となる391人の感染が判明。東京都では3日ぶりに500人を超える510人が陽性となった。
大阪府が確保している重症病床224床の使用率は、12日時点で90%に達している。重症者15人が軽症・中等症患者向けの病院に入院しており、受け入れ医療機関に対して通常医療を一部制限するよう求めている。
吉村洋文知事は「病床運用が極めて厳しい。英国型の変異ウイルスに9割方置き換わり、基礎疾患のない若い世代も重症化している」と述べ、不要不急の外出を控えるよう訴えた。
大阪府豊中市教育委員会は13日、市立新田小の教職員60人のうち16人が感染したと発表した。うち2人は入院中。児童の体調不良などは確認されていない。同校は12~25日を休校とした。
東京都の新規感染者は年代別で、20代(156人)、40代(100人)、30代(87人)の順に多く、65歳以上は47人だった。直近1週間の平均は492.0人で、前週(396.9人)から24.0%増えた。13日時点の都基準の重症者は41人だった。
全国 3400人を超える新規感染【新型コロナ】
2021/4/13