東京都で今日、新たに150人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。
都内の1日の感染者数は、おとといが78人、昨日が139人で、2日連続で100人を上回ったことになります。重症者の数はきのうから変わらず24人でした。
JR東日本は21日、来春のダイヤ改定で、在来線の17線で終電時刻を30分程度繰り上げると発表した。首都圏の主な路線が対象となる。
終電繰り上げの対象となるのは、山手線、京浜東北線、中央線、東海道線など、東京駅を中心としたおおむね100キロ圏内を走る路線。一律に終電時刻を早めるのは、1987年のJR東の発足以来初めて。
JR東は新型コロナウイルスの感染拡大以降、深夜の乗客が大幅に減少したと説明。終電時刻を早め、線路の保守や点検に充てる時間を増やし、増加傾向にある工事に対応するとしている。人手不足が懸念される保守作業員を確保していくため労働環境を改善する狙いもあるという。
終電をめぐっては、JR西日本も来春のダイヤ改定での繰り上げを発表。首都圏の小田急電鉄、京急電鉄、西武鉄道のほか、西日本鉄道(福岡市)も繰り上げを検討している。一方、JR東海は慎重な姿勢を示している。
全日空、大型機25~30機削減 コロナ禍で半減、リストラ策の柱
全日本空輸は21日、主に長距離国際線で使う大型機25~30機を削減する方針を固めた。リースを含め約60機の大型機を保有しており、半減させる。帳簿上の価格を引き下げ、評価損を計上する減損処理を2020年9月中間決算で行う。大型機は小・中型機に比べ燃費性能が低く、整備費用などもかかるため、リストラ策の柱とする。コロナ禍で、全日空の拡大路線は巻き戻しを余儀なくされた。 航空会社にとって機材は収益の源泉で、保有機材の縮小は航空需要が回復した際に取り込みきれなくなる恐れもはらむ。だが、需要は当面回復しない前提で事業計画を抜本的に作り直す必要があると判断した。