国内の新型コロナウイルス感染者は9日、46都道府県と空港検疫で新たに1万2073人確認された。1万人以上は7日連続。死者は12人、重症者は前日より52人増の1190人だった。

 東京都の新規感染者は2884人で、約7割が30歳代以下の若年層だった。1日の感染者が3000人を下回るのは今月2日以来1週間ぶりとなったが、月曜としては過去最多。直近1週間の平均新規感染者は4135人で、前週(3214人)から28・7%増加した。

 都によると、この日は70~90歳代の男女3人の死亡が判明した。3人ともワクチンを接種していなかったという。都基準の重症者は前日から6人増の157人で、これまでの最多の160人(1月20日)に迫っている。40歳代と50歳代で約6割を占めている。

 神奈川県の新規感染者は2166人で、過去最多を更新した。