とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

畑の教授・助教授・講師

2006年04月22日 18時30分44秒 | 園芸
いま、役所などで、市民に、ほんのちっぽけな畑を貸し出していますね。

ああ、競争原理はあきあきした。畑でもつくっても気をやすめよう。
結構志願者が多いのだそうです。
しかし、だめなのだそうです。
隣同士で、じゃがいもを植えると、互いに収穫を、どうしても競争してしまう。

あるいは、やはり、競争原理にあきあきした人たちが、畑をはじめる。
しかし、やはり、だめなのだそうです。

野菜の作り方などの本を夢中で読んで、研究成果を発表したくなって、
畑のなかで、やたらと講義をしてしまうのだそうです。
だから、畑には、教授・助教授・講師がいるのだそうです。

本当のお百姓さんは、こういう人たちを、「にわか百姓」と呼んで、
見向きもせず、馬鹿にしているそうです。

まあ、気持ちは分かります。
だって、これは本当の大学教授なのですが、畑でキュウリをつくっても
細い、まっがた。あわれなキュウリしか作れず、本当のお百姓さんが作る
まっすぐな、太い見事なキュウリをみせつけられて、ううううと考えた結果

「わかった!やつらは、きっとキュウリの先におもりをつけているにちがいない。
そうでなければ、この通りまがる。」

私は、こっそり野菜の作り方の本をよんでみたら、教授のつくったまがったキュ
ウリは、肥料その他の手当てが悪いとこうなりますと、悪い例の写真ががならんでいましたが、そっくりでした(笑い)

馬鹿にされても、しかたがありませんね。
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