とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

この土日は、両親の様子を見に行ってきました

2008年02月04日 02時14分46秒 | 老人介護・心の不調・ストレス
(写真は新幹線の中から撮った県境沿いの新潟県湯沢の雪景色ですが、ピンボケになり、雪山とスキー場付近の雪景色がとても美しかったので残念です) 
 
 このところ新潟地震が続いておりますので、上越新幹線に乗るのは命がけです。かつこの2年間、暖冬から寒い冬に変わっているので、大雪が降り、昨年か?その前か?のように、雪の重みで電線が切れ、停電になるのが恐いです。
 
 越後山脈の下を貫通する長いトンネル内で停電になると新幹線は停車してしまい、真っ暗闇のトンネルのなかで、暖房なしで何時間も列車のなかで過ごす羽目になったら、どうしようかと、ちょっと心配でした。

 しかし、今回は無事トンネルを通過し、湯沢にでて、「トンネルをぬけると、そこは雪国だった」という川端康成ごっこを楽しめました。
 
 ただ平野部(新潟市)は、雪が消えていたので、楽でした。
 しかし、前までは雪が降っていたそうなので、新潟駅に降りたつと、なんか氷のなかにいるような寒さを感じました。寒さには幼い頃に慣れているはずなのですが、耳が冷たく痛く感じました。そこで急遽、駅ビルにはいり、50%引きの毛糸の帽子を買いました。かぶって耳を覆いましたら暖かくなりました。
 
 母は長期の闘病生活のため、父は母の長期介護のため、精神的に窒息寸前になったようです。隣に弟夫婦がいるのですが、いつも会っているので、別の顔が出てくると、ちょっと全員気分転換になるようです。
 少し母の世話を引き受け、看護隊を一時休憩させてあげるとほっとするようです。また、いろいろとおしゃべりをすると、両親とも気分が軽くなるようです。刺激になり賑やかになると喜んでいました。では、しばらく1ヶ月に1回は顔をだしましょうかと提案しますと、ふたつ返事で、「そうしてくれるか」と、うれしそうにしていました。まだ寝込む状態には、いっていず、身体的には深刻ではないのですが、気分がくさくさして重くなってしまようです。

 2月3日は節分だったので、両親がとっているお弁当に鬼の面と福豆がついてきていました。

 「これは、いったい、なに?」と母は何回も聞きます。そのたびごとに、大声で
「福は内、鬼は外」と豆を投げてみせますと、母は
 「へえ?よし、私もやるわ」といって豆をなげました。

 しばらくたつと、鬼の面と福豆を指して「これは、なに?」とまた聞きます。

私は、ついに鬼の面をかぶり、
 「さあ、わたしは、鬼よ。さあ、その豆を投げて。大きな声で、福は内、鬼は外って言うのよ」と言うと、

 「よし、えい、福は内、鬼は外」と豆を私の鬼にむかって投げました。父も一緒になって、豆を投げました。

それを5~6回くりかえしましたが、母は「節分」を理解しなかったようです。
 
 日曜日の夜の新幹線で東京へ戻ってまいりました。が、留守の間に東京に雪が降ったとのことで、東京駅に降り立ちましたら、また耳が冷たく痛く感じました。新潟で買った50%ひきの毛糸の帽子をまた被りましたら、暖かくなりました。毛糸の帽子が大活躍でした。

 今日(あ、もう明日ですね)は、くたくたなのでぐっすり寝ます。寝れば、また復活すると思いますので、ブログを書けると思います。

 では、これから寝ます。おやすみなさい。
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