とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

倍率117倍! あの「シャープのマスク」が当選3日後に届くまで 5/14(木) 6:00配信 文春

2020年05月14日 10時38分43秒 | 時事問題(日本)
5/14(木) 6:00配信  文春

 新型コロナウイルスの影響で、マスクの需要は爆発的に高まり、現在も多くの人がマスクを買い求め、騒動は続きそうだ。最近では、手作りの布マスクを使用している人も少なくないだろう。筆者もまた、花粉対策に購入していた30枚入りの不織布マスクが底を突き、布マスクを使用している。ちなみに、アベノマスクは5月上旬になっても我が家には届いていない。 【画像】シャープマスク抽選販売事務局から届いた「ご当選のお知らせ」  そんな折、不織布マスクが手に入るチャンスが舞い込んできた。家電メーカーのシャープが個人向け販売を開始した50枚入り税抜き2980円の「不織布マスク(MA-1050)」に当選、宅配便で届くまでを紹介する。(取材・文=清談社) ◆ ◆ ◆   シャープが不織布マスクの個人向け販売を開始すると聞いて、当初は意外な組み合わせに思えたが、同社がマスクを製造している三重県多気工場には、液晶パネルの製造を行う“クリーンルーム”がある。人の目に見えない塵やホコリを取り除いたクリーンルームは、マスクの製造に適した環境だという。  4月20日にシャープから発表された販売方法は、4月21日午前10時にシャープのECサイト上で“先着順”に売るというもの。1人1箱限定の早いもの勝ちだ。  この販売方法を聞いて、日頃コンサートやライブのチケット争奪戦を経験している筆者は、一抹の不安を覚えた。  ライブチケットの一般販売でも、一部のアーティストのファンが一斉にチケットサイトにアクセスして回線が混み合うのに、今や日本国民のアイドルと化しているマスクの購入権を先着順にして大丈夫なのか……。King Gnuのチケットよりも入手が困難かもしれない。  不安のなかで迎えた4月21日午前10時。定刻の少し前からページを開いてみたが、マスク販売ページにはすでにアクセスが集中し、うんともすんとも言わない状況だった。終わった。おそらく、誰もマスクの購入画面には進めずに1日を終えただろう、と思った。その日、「シャープのマスクを購入できた」という声はSNSにも見当たらなかった。

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先着順から抽選販売に変更
 悲劇のサーバー落ちから2日後、シャープから新たな販売方法が発表された。大きな変更点は、先着順から抽選販売になったこと。指定期間内に公式サイトで応募し、当選者のみにマスクの購入権利が与えられるという。  抽選受付は4月27日の0時~23時59分の24時間。なるべく早くマスクを人々に届けるための措置だとしても、応募期間が短すぎるのでは……昼休みや就業後など応募のタイミングが重なると思うと、悲劇を繰り返しかねない。  その予感は的中し4月27日も応募ページは大混乱。筆者は目が覚めた瞬間にスマホを手に取り、シャープのECサイト「COCORO STORE」にアクセス。案内に従って個人情報を記入し、応募ボタンを押すと、アクセス集中を陳謝する画面が表示された。朝7時の時点で、回線はすでにパンクしていたのだ。  その後、時間を空けて何度か日中にアクセスしてもつながらず、シャープの公式画面ですらない「502 Bad Gateway」というエラーが表示されるばかり。Wikipediaによると、このエラーは「不正なゲートウェイ。ゲートウェイ・プロキシサーバは不正な要求を受け取り、これを拒否した」とある。なるほど、拒否されたことだけはわかった。まさか、応募すらできないとは、人々のマスク欲を侮っていた(自分を含めて)。

まさかの「応募を受け付けました」
 同日23時、半ばあきらめの気持ちで応募ページにアクセスしてみたところ、まさかの「応募を受け付けました」という表示が。応募が完了したのだ。マスクの抽選に応募しただけなので、マスクは手に入っていない。まだ戦いは続くのか……。  後に公開された情報では、4月27日の第1回抽選販売への応募総数は470万6385件。470万人が4万箱のマスクを買い求めたため、当選倍率は約117倍だったという。

当選から3日後に到着したシャープのマスク

宅配便で届いたシャープの「不織布マスク(MA-1050)」 ©清談社

 筆者はもともとくじ運がないので、おそらく今回も当たらないだろう、と予想していた。しかし、4月29日16時、マスクの当選者だけに送られるという運命のメールが届いたのだ。確率1%のマスクが当たってしまった。うれしい反面、今年の運をすべて使い果たしてしまったような気がする。  シャープのマスクに便乗した詐欺が横行していたようだったので、送信メールアドレスを確認したり、SNSで詐欺メールを確認したりしながら、専用サイトで購入手続きに進んだ。もしも詐欺だった場合、マスク50枚入りで税込み3278円(1枚あたり約65円)、送料の660円を加えると3938円の損失だ。手痛い出費なので、当然だが騙されたくない……。

5月2日、宅配便でマスクが届いた。購入までの道のりはハードだったが、すぐに手に入るのはありがたい。

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最大の特徴は「SHARP」のロゴ
 箱を開けるとマスクが25枚ずつに分けられて袋に入っていた。個包装はされておらず、一般的な不織布マスクと大きな違いはない。  シャープ製マスクの最大の特徴は「SHARP」のロゴが記載されている点。もしも濃い文字でロゴが印字されていたら「我はシャープのマスクに当選した者なり」という強めの主張になってしまう。しかし実物は、光に透かすと文字が読める仕様になっており、あまり目立つものではなかった。  ちなみに「SHARP」のロゴは、当選を主張するためのものではない。不織布マスクは、外に出る面(表)と肌に触れる面(裏)を間違えてしまうと、本来の“飛沫対策”が不十分になるといわれている。  しかも、不織布マスクの正しい装着法はメーカーによって異なるので、マスクをする前に説明書きを確認しなければならない。「SHARP」のロゴは、表裏がわかるようにするためのものだったのだ。ちなみに、正面から見て「SHARP」と読めるのが正しい装着方法。  実際にマスクをつけてみると、女性である筆者には少々大きめの印象だった。イメージ的には、小池百合子都知事が会見時に使用している手作り布マスクと同じくらいの比率。小顔効果は期待できるが、側面にやや隙間ができた。  また、SHARPのロゴは、プリーツを伸ばしてアゴまで覆うと、正面からはほとんど見えなくなった。自己申告しないかぎりシャープ製がバレる可能性は低そうだ。  今回のシャープのマスク争奪戦に参加して感じたのは、まだまだマスクの需要はおさまりそうにない、ということ。購入の目的はさまざまなのだろうが、抽選のページにすらつながらないのは驚きだった。  同社の公式ツイッターは5月3日に「家電メーカーのシャープ、107年の歴史で最大のヒット商品がマスクになってしまいそうな感じ、複雑な気持ち。」と投稿している。  現在、週に1度のペースでシャープはマスクの抽選販売を実施している。1度外れてしまっても、応募さえしていれば2回目、3回目とスライドで抽選に申し込まれる仕組みだという。初回に比べれば当選する確率は上がっているはずなので、ぜひ挑戦してみてほしい。

(やれやれ日本はマスクさえうまく販売できない。とてもがっかりしているが、これが現実なのでしょう。私はさっさと中国製のマスク2箱を次男からプレゼントしてもらい、韓国製の消毒用アルコールハンドジュレを日本の輸入業者に発注して手に入れてます。誠実な値段でいい商品でした「空を飛ぶカバ」)

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