2020年4月17日 7時23分新型コロナウイルス NHK
新型コロナウイルスに感染し、肺炎が重症化して呼吸できなくなるケースについて量子科学技術研究開発機構などの研究グループは、免疫の働きを高める「インターロイキン6」という物質が関わっており、この働きを抑える薬を使うことで治療できる可能性があると発表しました。
新型コロナウイルスに感染すると、およそ20%の人が重症化するとされ、中には肺炎が悪化し呼吸できなくなって死に至るケースが報告されています。
大阪大学の元総長で量子科学技術研究開発機構の平野俊夫理事長などの研究グループは、新型コロナウイルスによって重症化するメカニズムを分析し、アメリカの科学雑誌「イミュニティー」の電子版に論文を発表しました。
それによりますと、ウイルスの細胞への侵入をきっかけに、免疫の働きを高める「インターロイキン6」という物質が過剰に作られて免疫の仕組みが暴走し、重症の呼吸器不全を引き起こすと考えられるとしています。
そして、インターロイキン6の働きを妨げると、重症化した患者を治療できる可能性があると指摘しています。
インターロイキン6の働きを妨げる薬は、関節リウマチなどの治療薬として広く使われていて、国内外で新型コロナウイルスに感染した患者の治療に効果があるか確かめる治験を行うと製薬会社が発表しています。
平野理事長は「薬自体はすでに実用化されているので、治験の結果に期待している」と話しています。
大阪大学の元総長で量子科学技術研究開発機構の平野俊夫理事長などの研究グループは、新型コロナウイルスによって重症化するメカニズムを分析し、アメリカの科学雑誌「イミュニティー」の電子版に論文を発表しました。
それによりますと、ウイルスの細胞への侵入をきっかけに、免疫の働きを高める「インターロイキン6」という物質が過剰に作られて免疫の仕組みが暴走し、重症の呼吸器不全を引き起こすと考えられるとしています。
そして、インターロイキン6の働きを妨げると、重症化した患者を治療できる可能性があると指摘しています。
インターロイキン6の働きを妨げる薬は、関節リウマチなどの治療薬として広く使われていて、国内外で新型コロナウイルスに感染した患者の治療に効果があるか確かめる治験を行うと製薬会社が発表しています。
平野理事長は「薬自体はすでに実用化されているので、治験の結果に期待している」と話しています。
2020年4月18日 0時54分新型コロナウイルス NHK
NHK
17日は東京都で201人、大阪府で55人の感染が発表されるなど、全国で555人の感染が発表されました。
国内で感染が確認された人は、空港の検疫やチャーター機で帰国した人なども含めて9849人となっています。
このほか、▽クルーズ船の乗客・乗員が712人を合わせると1万561人です。
亡くなった人は17日、東京都で7人、北海道で2人など全国で16人の死亡が発表され、▽国内で感染した人が207人、▽クルーズ船の乗船者が13人の合わせて220人です。
国内で感染が確認された人は、空港の検疫やチャーター機で帰国した人なども含めて9849人となっています。
このほか、▽クルーズ船の乗客・乗員が712人を合わせると1万561人です。
亡くなった人は17日、東京都で7人、北海道で2人など全国で16人の死亡が発表され、▽国内で感染した人が207人、▽クルーズ船の乗船者が13人の合わせて220人です。
日本で感染が確認された人のうち、
▽東京都は2794人、
▽大阪府は1075人、
▽神奈川県は708人、
▽千葉県は630人、
▽埼玉県は590人、
▽兵庫県は481人、
▽福岡県は479人、
▽愛知県は382人、
▽北海道は369人、
▽京都府は235人、
▽石川県は160人、
▽岐阜県は136人、
▽茨城県は131人、
▽広島県は124人、
▽群馬県は114人、
▽福井県は104人、
▽沖縄県は101人、
▽宮城県、富山県は79人、
▽滋賀県は68人、
▽高知県は63人、
▽山形県は58人、
▽奈良県は56人、
▽大分県は54人、
▽新潟県は53人、
▽福島県は52人、
▽静岡県は50人、
▽長野県は47人、
▽山梨県は46人、
▽栃木県、和歌山県は44人、
▽愛媛県は41人、
▽熊本県は35人、
▽三重県は32人、
▽山口県は30人、
▽香川県は24人、
▽青森県は22人、
▽岡山県は18人、
▽宮崎県、長崎県は17人、
▽秋田県、佐賀県は16人、
▽島根県は15人、
▽鹿児島県は6人、
▽徳島県は3人、
▽鳥取県は1人です。
このほか、
▽空港の検疫で17日1人が確認され、厚生労働省の職員や検疫官なども合わせて感染が確認された人などは合わせて136人、
▽中国からチャーター機で帰国した人が14人です。
厚生労働省によりますと、重症者は17日までに
▽国内で感染した人などが207人、
▽クルーズ船の乗船者が4人の合わせて211人です。
一方、17日までに症状が改善して退院した人などは
▽国内で感染した人などが1012人、
▽クルーズ船の乗客・乗員が645人の合わせて1657人です。
▽東京都は2794人、
▽大阪府は1075人、
▽神奈川県は708人、
▽千葉県は630人、
▽埼玉県は590人、
▽兵庫県は481人、
▽福岡県は479人、
▽愛知県は382人、
▽北海道は369人、
▽京都府は235人、
▽石川県は160人、
▽岐阜県は136人、
▽茨城県は131人、
▽広島県は124人、
▽群馬県は114人、
▽福井県は104人、
▽沖縄県は101人、
▽宮城県、富山県は79人、
▽滋賀県は68人、
▽高知県は63人、
▽山形県は58人、
▽奈良県は56人、
▽大分県は54人、
▽新潟県は53人、
▽福島県は52人、
▽静岡県は50人、
▽長野県は47人、
▽山梨県は46人、
▽栃木県、和歌山県は44人、
▽愛媛県は41人、
▽熊本県は35人、
▽三重県は32人、
▽山口県は30人、
▽香川県は24人、
▽青森県は22人、
▽岡山県は18人、
▽宮崎県、長崎県は17人、
▽秋田県、佐賀県は16人、
▽島根県は15人、
▽鹿児島県は6人、
▽徳島県は3人、
▽鳥取県は1人です。
このほか、
▽空港の検疫で17日1人が確認され、厚生労働省の職員や検疫官なども合わせて感染が確認された人などは合わせて136人、
▽中国からチャーター機で帰国した人が14人です。
厚生労働省によりますと、重症者は17日までに
▽国内で感染した人などが207人、
▽クルーズ船の乗船者が4人の合わせて211人です。
一方、17日までに症状が改善して退院した人などは
▽国内で感染した人などが1012人、
▽クルーズ船の乗客・乗員が645人の合わせて1657人です。
2020年4月18日 11時19分新型コロナ 国内感染状況 NHK
埼玉県は、新型コロナウイルスの感染が確認され、県内の医療機関に入院していた30代の男性が死亡したと、17日発表しました。
県によりますとこの男性は、入院当初、症状は比較的軽かったものの、その後、重症化し、今月14日に死亡したということです。
基礎疾患は、確認されていないということです。埼玉県内で新型コロナウイルスの感染が確認された人で、死亡したのは13人目です。
基礎疾患は、確認されていないということです。埼玉県内で新型コロナウイルスの感染が確認された人で、死亡したのは13人目です。
有料記事 新型コロナウイルス
滝沢貴大
2020年4月18日 13時13分
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、和歌山県有田市は17日、市内の全世帯を対象に、1世帯当たりマスク50枚を配布すると発表した。
作業用品を製造販売する市内の企業「ユニワールド」から計58万8千枚のマスクの寄付を受け、市内1万1740世帯(3月末現在)に自治会を通じて4月下旬をめどに配布するという。同社によると、マスクは取引先の中国企業から仕入れたという。
緊急性が高く、命に関わる重篤な患者を受け入れる3次救急医療を担う大阪府内の4病院が、救急患者の受け入れを停止したり、一部制限したりしていることが17日、分かった。新型コロナウイルスに感染した重症患者の治療を優先するためだが、交通事故などで一刻を争う重篤な患者が救えなくなる可能性もある。専門学会は「救急医療の崩壊が始まっている」と危機感を強めている。
3次救急医療機関は、心肺停止や脳卒中など重篤な患者を24時間体制で受け入れる「救急医療の最後のとりで」。全国に294カ所あり、府内には8ブロックに計16病院が設置されている。
大阪急性期・総合医療センター(865床)は13日から重篤な患者の受け入れを停止し、15日からは入院が見込まれる患者も一部制限。手足の切断や全身やけどなどを治療する「高度救命救急センター」にも指定されているが、担当者は「苦渋の選択。コロナの重症者が増え続ける中、通常の救急体制を維持するのは難しい」と話した。
毎日30人以上が救急搬送される大阪市立総合医療センター(1063床)も、7日から救急外来を停止。泉佐野市のりんくう総合医療センター(388床)は6日から停止し、堺市立総合医療センター(487床)は9日から軽症者の救急診療を休止した。
いずれの病院も新型コロナの院内感染は発生していない。
日本救急医学会の嶋津岳士代表理事は「通常の体制を維持できず、救急医療の崩壊は既に始まっている」と指摘。「今後さらなる悪化が見込まれ、市民は感染拡大防止に協力し、医療機関にかかる負荷を減らしてほしい」と話した。
大阪急性期・総合医療センター(865床)は13日から重篤な患者の受け入れを停止し、15日からは入院が見込まれる患者も一部制限。手足の切断や全身やけどなどを治療する「高度救命救急センター」にも指定されているが、担当者は「苦渋の選択。コロナの重症者が増え続ける中、通常の救急体制を維持するのは難しい」と話した。
毎日30人以上が救急搬送される大阪市立総合医療センター(1063床)も、7日から救急外来を停止。泉佐野市のりんくう総合医療センター(388床)は6日から停止し、堺市立総合医療センター(487床)は9日から軽症者の救急診療を休止した。
いずれの病院も新型コロナの院内感染は発生していない。
日本救急医学会の嶋津岳士代表理事は「通常の体制を維持できず、救急医療の崩壊は既に始まっている」と指摘。「今後さらなる悪化が見込まれ、市民は感染拡大防止に協力し、医療機関にかかる負荷を減らしてほしい」と話した。
新型コロナウイルス
2020年4月18日 19時04分
By - grape編集部 公開:2020-04-18 更新:2020-04-18
世界中で猛威をふるう、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。日本でも、日ごとに感染者数は増加しています。
感染拡大を受け、国内で深刻な問題となっているのがマスク不足。患者の治療にあたる医療現場や、免疫力が低い高齢者が集まる介護施設などでは、危機的状況におちいっているといいます。
そんな中、台湾が国際貢献の一環として、日本の医療関係者向けにマスク提供を決めたことが分かり、感謝の声が上がっています。2020年4月16日、台湾が200万枚ものマスクを日本に寄贈したことを産経新聞が報じています。