とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

京王線踏切での乗用車の激突

2006年04月08日 16時16分42秒 | 時事問題(日本)
京王線踏切で衝突、先頭車両が脱線…乗用車の女性死亡

またもやの列車の事故....今度は、踏切の遮断機が降りる寸前に線路に突入したため、列車と激突した。

たまたま、知り合いがこの事故車両の中央に乗り合わせており、3日たっても、ショックが残っていて心配した。
事故当時、車内の乗客は、外に出れなかったが、不気味なほど静かで、それぞれ黙って、本を開いたり、携帯でメールを打ったり、イヤホンで音楽を聴いてい続けたそうだ。ガソリンの匂いが不吉に漂っていたそうだ。

記事を読む限り、死傷者はでたが、全体の被害は大きくなかったので、乗客は、パニックにならなかったのだろう。

 フルスピードで走る機械は、いつ事故が起きてもおかしくない。
福知山線の事故以来、その事故の可能性をあまりにも考慮していないカーブの多い線路をやたらと街中にはりめぐらし、じゃんじゃか列車を走らせているメチャクチャさに腹がたつ。列車のスタッフの若さ(若者、ベテランと組むべきなのに)、スタッフの人数の少なさ、線路脇の高層ビル、車の多さ...

いや、一番悪いのは、便利さを求める自分自身だろう。

地下鉄サリン事件のときには、もっとひどかった。
大勢の人間が、泡ふいたり、目が見えない状態、窒息寸前状態で、真っ暗な地下
道から地上に必死にはいあがり、外の道路にたどりついて、ほっとして倒れこんでいても、被害者が大勢しゃがんでいる道路の、車道を隔てた向こう側の歩道では、いつものように出勤する人たちがぞろぞろと知らんふりして、ただ会社に遅刻しないように早足で歩いていた(村上春樹『アンダー・グラウンド』に詳しい)
あれは、ラッシュアワーの時でしたね。



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