フランスでは、ただいま日本のマンガが翻訳されて渡り、流行っているとのこと。日本文学も日→仏の翻訳でかなり前からどんどん翻訳され輸出されている。かなり前から直感があった。今までは仏→日の翻訳でフランス文学を輸入してきていたが、これからは、日本文学の輸出の時代が来ると。
(マンガ少年どものその後。ある一つの現場報告)
三人の息子たちは見ていたら、マンガで「ジャンヌ・ダルク」のことや、なんと「不条理」なども吸収していたもよう。
うんざりするほど長かったマンガ時代も先細りになり、途中から自然に文字に移行した。現在は三男しか家にいないのだが、むずかしい本を読むようになっている。洗面所に『他者のこころは存在するか』とか、ドーキンスの『利己的な遺伝子』などがぽんとおいてあり、さらにまだマンガもたまに読んでいるといった感じになっている。
コンピューターゲームもさんざんやっていたが、やりがいのあるゲームらしく「三国志」に夢中になり、ついに歴史時代文庫の『三国志』の長い長い話を読み始め、ずらっと文庫本をならべていた。
最近は、ベッドのうえで優雅に文庫本の『海辺のカフカ』なぞをひろげていた。
「ママ、村上春樹を読みたかったら買う必要はないよ。ぼく、文庫本をたくさん持っているから貸してあげるよ」なぞと言う。
これで、学校の教科書にも興味をもってくれたなら楽勝だったのだが、そうはいかないところが人生。学校、教科書はおもしろくなかったらしい。気持ちはわかる。
(マンガ少年どものその後。ある一つの現場報告)
三人の息子たちは見ていたら、マンガで「ジャンヌ・ダルク」のことや、なんと「不条理」なども吸収していたもよう。
うんざりするほど長かったマンガ時代も先細りになり、途中から自然に文字に移行した。現在は三男しか家にいないのだが、むずかしい本を読むようになっている。洗面所に『他者のこころは存在するか』とか、ドーキンスの『利己的な遺伝子』などがぽんとおいてあり、さらにまだマンガもたまに読んでいるといった感じになっている。
コンピューターゲームもさんざんやっていたが、やりがいのあるゲームらしく「三国志」に夢中になり、ついに歴史時代文庫の『三国志』の長い長い話を読み始め、ずらっと文庫本をならべていた。
最近は、ベッドのうえで優雅に文庫本の『海辺のカフカ』なぞをひろげていた。
「ママ、村上春樹を読みたかったら買う必要はないよ。ぼく、文庫本をたくさん持っているから貸してあげるよ」なぞと言う。
これで、学校の教科書にも興味をもってくれたなら楽勝だったのだが、そうはいかないところが人生。学校、教科書はおもしろくなかったらしい。気持ちはわかる。