首相 自民党の憲法改正案を国民に訴えるべき
2019年5月13日 21時01分憲法 NHK
憲法改正をめぐって、安倍総理大臣は自民党の役員会で、「議論しなくてよいのか」と述べ、夏の参議院選挙を見据え、党の憲法改正案を国民に訴えていくべきだという考えを示しました。
自民党の役員会で安倍総理大臣は先週、幼児教育と保育を無償化する法律などが成立したことに触れ、「新時代にふさわしいスタートを切れた。来週末には令和初の国賓としてアメリカのトランプ大統領を迎え、来月末にはG20大阪サミットがある。しっかりとリーダーシップを発揮していきたい」と述べました。
一方、憲法改正について、「議論しなくてよいのか。党の考えを議員がそれぞれ国民に訴えるべきだ」と述べ、夏の参議院選挙を見据え、「自衛隊の明記」など4項目の党の憲法改正案を訴えていくべきだという考えを示しました。
このあと二階幹事長は記者会見で、「野党の状況がまだ整わないなら、自民党だけでも先行して、憲法改正の考えを、国民に分かってもらえるよう努力することが大事だ」と述べました。
安倍首相「2020年新憲法施行を」 改憲派集会でビデオメッセージ
憲法記念日の5月3日、改憲派の集会が各地であった。東京・平河町で開かれた改憲団体「日本会議」系の「公開憲法フォーラム」では、安倍晋三首相がビデオメッセージで改めて「2020年の新憲法施行」への意欲を表明。令和への改元を機に、改憲議論を進めるべきだと訴えた。
佐藤 章 @bSM2TC2coIKWrlM 2時間前
安倍は改憲をしゃにむにやってくるつもりだね。二階も言い出したということは、気が乗らない自民議員の尻を叩いてダブルで改憲を前面に押し出してくる気だね。野党はアベノミクスの大失敗と安倍外交の大失敗を前面に立てて安倍の戦争体質が国民生活を破壊することを訴えよ。