朝日新聞社 によるストーリー • 1 時間 (2024/1/9)
東京都文京区目白台1丁目で8日午後、故田中角栄・元首相の自宅だった2階建て住宅から出火し、延べ約800平方メートルが全焼した火災で、警視庁などは9日午前、現場の実況見分を始めた。
白煙が上がる旧田中角栄邸とみられる建物=2024年1月8日午後4時25分、東京都文京区目白台1丁目、朝日新聞社へりから、細川卓撮影
東京消防庁によると、全焼した住宅は木造2階建てで、人は住んでいなかった。このほか、敷地内にある平屋建て住宅の窓ガラスや、雑木林の下草などが焼けたという。
警視庁大塚署によると、角栄氏の長女で元外務大臣の田中真紀子氏(79)は「線香をあげた後、ガラスが割れるような音が聞こえ、気づいたら火事が起きていた」と話しているという。出火当時、敷地内には真紀子氏と夫の直紀氏(83)がいたが、けがはなかったという。(増山祐史)
【角栄元首相の旧邸で火災】田中真紀子さん “仏壇に線香をあげた後に…”
(2024/1/9)