EV、人材育成で覚書=日・サウジ、ビジネス交流加速
【リヤド時事】日本、サウジアラビア両国のビジネス関係者が経済交流を深める「日・サウジ・ビジョン2030ビジネスフォーラム」が14日、首都リヤドのホテルで開催された。参加した両国の企業は電気自動車(EV)に関する実験や、アニメクリエイターの人材育成など計6件の覚書を交わし、今後官民を挙げたビジネス交流の加速を目指す。
日本からはトヨタ自動車、新日鉄住金、日立製作所などの製造業に加え、エンターテインメント、商社、金融機関など幅広い業種の企業が参加。両国合わせた出席者は300人超に上った。
EV実証実験で覚書を交わしたのは東京電力ホールディングス、日産自動車、東光高岳の連合とサウジアラビア電力公社。中東協力センター(会長、中西宏明日立会長)は、サウジアラビア視聴覚一般委員会との間で、職業訓練の対象にアニメクリエイターなどを追加する協力を行う。(2018/01/14-18:28)