天皇皇后両陛下は、国体=国民体育大会の開会式に出席するため来月7日から鹿児島県を、国民文化祭などの開会式に出席するため来月15日から石川県を、それぞれ1泊2日の日程で訪問されることになりました。
いずれも天皇皇后両陛下が出席する恒例行事で、宮内庁によりますと、両陛下は来月7日に特別機で鹿児島空港に入り、午後、鹿児島市で「特別国民体育大会」の開会式に出席されます。
この大会は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止された2020年の大会に代わるもので、翌日の8日は、鹿児島湾をフェリーで渡って垂水市の会場に足を運び、フェンシングの競技を観戦するなどして、夜、特別機で東京に戻られる予定です。
続いて、両陛下は、来月15日に特別機で石川県の小松空港に入り、午後、金沢市で「国民文化祭」と「全国障害者芸術・文化祭」の開会式に出席されます。
翌日の16日は、金沢市内で国民文化祭で披露される朗読劇の練習風景を視察するなどして、夜、特別機で東京に戻られる予定です。
いずれの訪問も、皇后さまの体調に支障が出た場合は、天皇陛下がお一人で臨まれるということです。