岡田晴恵氏、新型コロナ感染者減少傾向も「医療のひっ迫はまだあり、重症者も増えてくるので注視」
スポーツ報知 / 2021年1月26日 9時44分
元国立感染症研究所研究員で白鴎大教授の岡田晴恵氏が26日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)に生出演した。
この日の番組では、25日の東京都の新型コロナウイルス新規感染者が4週間ぶりに700人を下回ったことを報じた。
岡田氏は「思ったより減ったなというところで、(緊急事態宣言の)効果が出ているんだなと。行動抑制をして人が動かなくなると、こんなに減るんだと感じました」と緊急事態宣言の効果が出ている可能性があるとした。
一方で「問題は東京の医療そのものは自宅療養者が多く、救急搬送もなかなか円滑にいかない」と問題点を指摘し、「行動変容は続けなければいけないんだろうと。医療のひっ迫はまだあり、重症者もこれから増えてくるので注視する必要はあるだろうなと思います」と引き続きの感染対策を訴えた。