2)ということです。寿司は今や世界中どこに行ってもかなり普及していて、浸透すれば浸透するほど日本人のイメージから離れた寿司の地元化が進んで行くことになります。ともあれ、日本がハイテクの国なんて思っている人は地球上にはもう存在しない反面、日本といえば寿司の国という認識はほぼ世界制覇。
3)いや、ラーメンも...という人もいるけれど、忘れてはいけないのは、あれはもともと中華そばであり中国が元祖のもので日本での独自発展系のラーメン屋が海外でも人気なのは事実ながら、日本の食文化なら断然寿司であり、寿司の国でOKなのです。さて、これがどのくらい素晴らしいことか、ちょっと考えて
4)見るとおもしろいです。例えばイタリアなら世界中の誰に聞いてもピザの国であるいはパスタの国、フランスならバゲットかクロワッサンの国と、それぞれの国の代表的な食べ物で思い浮かべてください。○○といえば○○というイメージがパッと浮かぶ国って意外と少なく、しかも世界のどこでも○○と言って
5)○○と答えが返ってくる国なんてますます限られます。それがいまや日本人がどこか外国に行って寿司屋を見かけない国はほんとに少なくなりました。そして多くの国では完全にフツーに食べる選択肢の一つになっています。実はこういう有名なメニューを持つ国は限られていて、多分世界レベルで
6)どこに行っても地元料理以外で必ずお店が見つかるメニューを持つ国はイタリア(ピザ)、中国(春巻き)、日本(寿司)、アメリカ(ハンバーガー)、トルコ(ケバブ)くらいしかないんですよね。そういうわけで、日本といえば寿司の国というのも悪い話ではないのです。アニメやマンガという人もいる
7)のは知ってますが、それもだんだん過去の話になりつつあるし、そもそも外国ではほぼみんな高校卒業でアニメも卒業するので、おとなになっても好きな人はかなり珍しいマニアです。だからビジネスにはならない。