「4種以上、別々流入か」 国内のオミクロン株分析―感染研
2022年02月15日13時35分 jiji.com
オミクロン株にも効果 コロナ点滴薬「レムデシビル」―米開発企業
感染研は1月17日までに登録された国内2650例の全遺伝情報(ゲノム)を解析した。その結果、現在流行のオミクロン株「BA.1」系統について、昨年12月中旬以降に明らかになったものが少なくとも4種類あり、それぞれ別の経路で海外から入ったとみられることが判明した。
一つは12月下旬から関西地方で広く検出されたもので、欧州のものに近いが、現在は拡大が見られないという。感染研は「早期探知とクラスター(感染者集団)対策で収束していると考えられる」と指摘した。
残る3種類のうち、一つは現在主流のもので、米国で多く検出されるのと近いか同じだった。別の一つは九州で確認後、関東などに広がっており、米国や英国で検出される系統に近いか同じだった。最後の一つは関東や東北で感染が広がったもので、欧州やアジアで検出が多いものに近かった。
屋外保育時は着用推奨せず 子どものマスクで留意点―厚労省
2022年02月15日17時35分 jiji.com
子どものマスク着用推奨は、オミクロン株の急拡大を受けて改定された政府の基本的対処方針に盛り込まれた。ただ、幼児によって発育状況が異なる中で、一律的な着用は現実的でないとの指摘が出ていた。
東京都内の15日の感染確認は1万5525人で、7日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。また都は、一日の発表としてはことし最多となる16人が死亡したと発表しました。
東京都は都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の1万5525人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の火曜日と比べておよそ1600人減りました。
前の週の同じ曜日を下回るのは7日連続です。
また、15日までの7日間平均は1万5219.4人で、前の週の81.9%でした。
7日間平均が前の週を下回るのは4日連続です。
15日確認された1万5525人を年代別に見ると、
「40代」が最も多い2741人で、全体の17.7%でした。
次いで「30代」が2635人、
「10歳未満」が2439人、
「20代」が2243人などとなっています。
65歳以上の高齢者は1462人で、全体の9.4%でした。
一方、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、15日時点で14日より3人増えて77人でした。
また都は、感染が確認された50代から90代の男女合わせて16人が死亡したと発表しました。
一日の発表としてはことし最多です。
都内の病床使用率 14日と同じ58.8%
新型コロナ 全国の死者新たに235人 過去最多を70人以上更新
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