北海道大学や東京大学などの研究チームが、昨年12月初旬には国内に新型コロナウイルスの変異種が存在した可能性があると発表した。同チームは詳細について調査を行なっていることを明らかにした。
発表によれば、同研究チームは、昨年4月以降、国内各地の下水を採取し、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を調査していたが、昨年12月初旬に国内で採取された下水から変異ウイルスの遺伝情報を検出した。この変異種は英国や南アフリカで確認されているものと同じ「N501Y」とされる。
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欧州では、アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、接種後に血栓ができる事例が複数報告されたとして、接種を一時見合わせる動きが出ている。
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© AFP 2021 / CHARLY TRIBALLEAU
ロイター通信によると、オーストリアはアストラゼネカ製ワクチンの一部使用を停止、イタリアも一部の同社製ワクチンの使用を禁止、デンマーク、ノルウェー、アイスランドは同ワクチンの接種を一時中止した。また、エストニア、リトアニア、ラトビア、ルクセンブルクも、一部のアストラゼネカ製ワクチンの使用を停止したという。
世界保健機関(WHO)は、一部のEU加盟国がアストラゼネカ製ワクチンの使用を中断しているとの報告を調査している。WHOの代表者が通信社スプートニクに明らかにした