5/8(金) 7:00配信
カシマスタジアム
J1鹿島は7日、本拠地のカシマスタジアム(茨城県鹿嶋市)に新型コロナウイルスのPCR検査センターを設置することを発表した。Jクラブのホームスタジアムやクラブハウスで同検査が実施されるのは初めて。Jリーグの村井満チェアマン(60)が先月20日、菅義偉内閣官房長官(71)に、各クラブ施設をPCR検査などの医療活動に活用してもらう構想を提案していた。検査はドライブスルー形式で行われ、約2か月程度を予定している。 感染拡大とともに疲弊する医療現場を救うべく、鹿島が動いた。鹿嶋市の担当者が本紙の電話取材に答え、同市を含む周辺5市は医療崩壊を危惧し、公共施設でのPCR検査センター設置を検討。会場を選定する中で、鹿島側からスタジアム使用を快諾する返答があった。同スタジアムは茨城県が所有し、鹿島が指定管理者となっている。5市の中心に位置し、ドライブスルー検査がスムーズに行える広大な敷地を保有する点を加味し、Jリーグ関連施設では初のPCR検査場設置が決まった。 鹿島の小泉文明社長(39)はクラブを通じ、「(感染)拡大防止には、地域一体となった取り組みが大切。PCR検査による現状の把握や医療体制の整備は、終息に向けた大前提。状況の改善につながっていけばと思います」とコメントし、全面協力の姿勢を示した。 4月20日、新型コロナウイルスの感染拡大により疲弊する医療現場に対し、村井チェアマンは「何か我々にできることはないか、自問自答していた。国難の新型コロナウイルスに奮闘されている国に対して、何か協力できることはないか」と首相官邸を訪問。菅官房長官に対し、クラブハウスなどを臨時の医療施設として貸し出すプランを提案していた。今回のPCR検査拠点設置は政府を介したものではなかったが、チェアマンの思いをくんだ鹿島側が行政の依頼を快諾し、医療現場支援に協力する運びとなった。 検査は11日からスタート。検体を車に乗ったまま採取するドライブスルー形式を実施し、スタジアム外周部を使用する予定。行政の医療機関で同ウイルス感染が疑われると判断され、保健所が検査対象として選定した、1日あたり最大20人が対象となる。ピッチを含めスタジアム内は使用しないため、検査センター撤去後の大規模な消毒作業は必要ない。 共存理念体現 設置期間は11日から2か月程度を予定しているが、現在白紙となっているJリーグ公式戦の再開日程を優先し、重なった場合は拠点を移す方針。地域社会や行政と共存・連携するというJリーグの理念に沿い、クラブ所有施設を提供したのは鹿島が第1号。検査の詳細は鹿島の公式サイトなどに掲載する。 (岡島 智哉) ◆ドライブスルー検査 車に乗ったままPCR検査を受けることができる方式で、医療従事者の感染リスクの低減や検査時間の大幅な短縮が見込まれる。車の窓越しに検体の採取が行われ、後日、保健所から連絡が入る。検査時の指示も基本は文字盤を使い、検体採取時以外は窓を閉めて行うため、検査員は接触を避けられる。米国や韓国など世界各国で導入されており、国内では奈良県や鳥取県などで実施が始まっている。 PCR検査が行われることになったカシマスタジアム【右下】2月、韓国・大邱市の病院に導入されたドライブスルー方式のPCR検査(聯合=共同)
山添 拓@pioneertaku84
東京都の検査人数と陽性者数
3日399人検査、91人陽性
4日219人、87人
5日109人、58人
6日65人、38人
7日検査数未発表、23人陽性
一方、コールセンターへの相談件数は、この間一貫して1600〜1700人。 これで「23人まで減った」とは言えないだろう
日本におけるPCR検査の少なさに問題はないか?とのIWJ記者の問いに、大臣は「検査能力と検査数は独立した数字だ」などと回答!~加藤勝信厚生労働大臣定例記者会見
『レムデシビル』国内初承認・・・治療の希望と懸念(20/05/07)
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新型コロナ対策本部「無期限継続」 トランプ氏方針転換
航空各社は8日、ゴールデンウイークの4月29日~5月6日の利用実績を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、国内線の旅客数は前年同期に比べ95%減の12万4千人、国際線は98%減の8700人となった。
【防疫か経済再開か…8か国11都市情報 韓国繁華街のクラブをはしごした男性の結末】新型コロナウィルスと闘う世界 ~2020年5月8日 特派員レポート~
【ソウル共同】韓国で新型コロナウイルスに感染した20代の男性が感染確認前にソウル市内のクラブ3カ所などを訪れていたことが分かり、韓国政府は8日、クラブでの接触者12人や本人を含めて計15人の集団感染が発生したと発表した。