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国際ニュース(2021/1/07木曜日):米議会、バイデン氏当選を正式認定 トランプ氏は「秩序ある政権移行」を約束

2021年01月07日 23時06分37秒 | 国際ニュース

AFPBB

 

米議会、バイデン氏当選を正式認定 トランプ氏は「秩序ある政権移行」を約束

 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【1月7日 AFP】(更新、写真追加)米議会は7日、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)次期大統領の当選を正式に認定した。これを受けてドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は、「秩序ある政権移行」を約束した。

 上下両院合同会議で6日から行われていたバイデン氏の勝利を確定させる手続きは、トランプ氏の支持者らが連邦議会議事堂に侵入した騒ぎで一時中断した後に再開され、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領が選挙人団による投票結果を認定。それぞれの獲得選挙人をバイデン氏306人、トランプ氏232人と発表した。

 

VP Mike Pence announces Joe Biden is certified as the 46th President of the United States

 

中国、1日のコロナ感染者が7月以来最多 地方職員ら懲戒処分

 発信地:北京/中国 [ 中国 中国・台湾 ]

【1月7日 AFP】中国で7日、1日当たりの新規感染者数が昨年7月以降で最多となった。今回の新たな感染拡大の中心地となっているのは、首都北京を取り囲む河北(Hebei)省の石家荘(Shijiazhuang)で、同市への公共交通は遮断され、自治体関係者らは懲戒処分を受けた。

 感染者が急増している河北省では、集団検査が実施され、学校は閉鎖、同州への交通網も遮断された。

Lockdown imposed in Shijiazhuang, capital of north China's Hebei Province

 

香港、収監中の黄之鋒氏を逮捕 国安法違反容疑で

 発信地:香港/中国 [ 中国 中国・台湾 米国 北米 ]

【1月7日 AFP】香港警察は7日、収監中の民主派活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン、Joshua Wong)氏(24)を国家安全維持法(国安法)違反の容疑で逮捕した。警察幹部がAFPに明らかにした。

 幹部によると、抗議集会を開催した罪などで禁錮13月半の判決を受けて収監中の黄氏は、「国家転覆」をたくらんだとして石壁(Shek Pik)刑務所内で逮捕された。黄氏が国安法違反で逮捕されるのはこれが初めて。

Joshua Wong pleads guilty in Hong Kong trial - BBC News

 

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ ]

【1月7日 AFP】英国と南アフリカで確認された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の二つの変異株は、いずれも従来の株より感染力がはるかに強いとみられることから懸念が広がっている。二つの変異株について分かっていること、まだ分からないことを以下にまとめた。

■どんな変異?

あらゆるウイルスは自己複製する際、環境に適応するために変異する。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の病原体であるSARS-CoV-2が2019年後半に中国で確認されて以来、研究者らは多数の変異を追跡してきたが、大半ではウイルスの毒性および感染のしやすさに大きな変化はなかった。

 だが、英インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)によると、昨年9月に英イングランド南東部で出現したとみられる変異株の一つ「B117」は、これまでに米国、フランス、インドなど世界中の国々で確認されている。昨年10月に南アフリカで検出されたもう一つの変異株「501.V2」は、以来、英国やフランスなど複数の国に広がっている。

いずれの株も複数の変異がみられるが、特に著しい変異が起きていたのはウイルスのスパイクタンパク質の部分だ。スパイクタンパク質はヒトの細胞に結合し、感染を促す働きをする。

 具体的には、ヒト細胞側の受容体に結合するスパイクタンパク質上の部位(受容体結合ドメイン)「N501Y」で変異がみられる。N501Yの変異株は、ヒト細胞受容体ACE2との結合親和性を高め、他の株より感染しやすくなっていると考えられる。

 欧州連合(EU)の保健機関である欧州疾病予防管理センター(ECDC)は、ACE2との結合作用の強化と感染力の強化の間に「明確な関連性はない」としながら、「あってもおかしくはない」と指摘している。

■変異株は感染しやすい?

 最近発表された複数の研究論文(査読前の段階)は、英国で確認されたSARS-CoV-2の変異株は他の株よりはるかに広がりやすいと結論付けている。

英政府の疾病対策諮問機関「新型呼吸器系ウイルス脅威諮問グループ(NERVTAG)」は、変異株は従来の株より50〜70%感染しやすいという見解を示している。

 インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者らは先週、昨年10~12月に英国で確認された数千症例のSARS-CoV-2遺伝子配列の解析結果を発表。新たな変異株は、変異していない株と比較して増殖率が0.4~0.7倍高く、「かなりの感染の優位性」を持っていることを明らかにした。南アフリカの変異株についての予備的研究でも、従来のSARS-CoV-2より感染しやすいと結論付けられている。

 一方で、専門家らは注意を喚起している。

 フランス公衆衛生局(Sante Publique France)感染症部門トップのブルーノ・コワニャール(Bruno Coignard)氏はAFPに、英国の変異株が広がった要因はいくつかあるとして、「ウイルスの特徴だけではなく、(各国で)実施されている予防・抑制策も関係している」と指摘した

■より危険なのか?

 現時点で変異株が従来の株よりも強力だということを示唆する証拠はないが、新型コロナウイルス感染症で入院治療を必要とする患者が、割合は少なくても常に一定数いることを踏まえると、感染しやすくなれば、それだけで極めて大きな問題を引き起こす。

「感染性が高まれば、その分、罹患(りかん)率が大きく上昇し、たとえ致死率が変わらなくても、医療体制が著しく逼迫(ひっぱく)する」とコワニャール氏は述べた。

 英ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院(LSHTM)の疫学者、アダム・クチャルスキー(Adam Kucharski)氏は、感染力が50%高いウイルスは、致死率が50%高いウイルスよりも「はるかに大きな問題をもたらす」と指摘する。

 同氏はツイッター(Twitter)で、新型コロナウイルス感染症のような病気で実効再生産数(R)が1.1(1人の患者から平均1.1人に感染)と仮定した場合、致死率0.8%では死者数は1か月で129人となり、致死率が50%高まると193人になると説明。だが、致死率0.8%でも、感染力が50%増したウイルス株では、死者は978人になると計算している。

 初期段階の研究では、英国の変異株は若者に非常に感染しやすく、そのため学校を閉鎖すべきかどうかという問題が持ち上がっている。

 LSHTMの研究は、昨年11月に英国全土で導入されたレベルのロックダウン(都市封鎖)では、「小中学校から大学まで閉鎖しない限り」変異株の拡散を抑制するには不十分だろうと結論付けている。

■ワクチンは変異株にも効く?

 米製薬大手のファイザー(Pfizer)や同モデルナ(Moderna)が開発したメッセンジャーRNA(mRNA)を用いたワクチンは、まさに新しい変異株の中で変異を起こしている部分であるスパイクタンパク質を人間の体内で作らせる仕組みになっている。

 ECDCは、ウイルスの変異がワクチンの有効性に影響するかどうかを判断するのは時期尚早だとの見方を示している。

 一方、独製薬ビオンテック(BioNTech)は、必要に応じて、変異株に効果がある新しいワクチンを6週間以内に開発することは可能だとしている。

■私たちにできることは?

 コワニャール氏は、変異株を根絶するのは不可能だが、各国政府が目標とすべきこととして、変異株の拡散を「最大限遅らせる」ことを挙げる。

 新たな変異株がまだ確認されていない国々で拡散を遅らせる取り組みとしてECDCが推奨しているのは、新型ウイルス自体の流行初期と同じく、入国者の検査と隔離、濃厚接触者の追跡、移動制限などだ。

 運が良ければ、既存の一部のPCR検査で英国の変異株を検出できる場合もある。

 そのため、仏政府顧問の疫学者アルノー・フォンタネ(Arnaud Fontanet)氏は、検査対象を拡大し、(感染症の)発生動向の調査を「極めて積極的に行うべき」だと主張している。

 米疾病対策センター(CDC)のヘンリー・バルケ(Henry Walke)医師は、「新型コロナウイルスの感染拡大を遅らせるため、私たちはさらに気を引き締めて予防策を取っていく必要がある」と述べ、その方法として、マスクの着用、同居人以外とは6フィート(約183センチ)以上の対人距離を確保すること、人混みを避け、室内を換気し、手洗いをすることを挙げている。(c)AFP/Amélie BOTTOLLIER-DEPOIS

 

SPUTNIK

 

 

 

 

 


 

災害・事故・事件
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 6日(日本時間7日)、米大統領選の公式集計を行う連邦議会の建物内にトランプ大統領の支持者が侵入した。これを受けて議事堂は閉鎖された。米メディアが報じた。

連邦議会では6日、上下両院合同本会議が開かれ、昨年11月の米大統領選の公式集計が行われていた。米ワシントンでは同日、トランプ米大統領を支持する集会が開催された。支持者数千人が集まり、その一部が警備を破り建物内に侵入した。

報道によると、混乱で女性が胸を撃たれて死亡した。負傷者も出ており、うち1人が重体。首都ワシントンの州兵全体が配備されたという。

 

新型コロナウイルス
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ナイジェリアで発見されたコロナウイルスの新たな菌株は、さらに深刻な病気の兆候と症状を誘発するおそれがある。サイト「Express」がウイルス学者のサンデー・オミラブ氏を引用し報じた。

この場合、新たな菌株はこれまでの種類よりさらに急速に感染が拡大する可能性がある。

オミラブ氏によれば、1人が家族の4人から5人に1度にウイルスを感染させるおそれがあるという。

研究者らは、変種の出現はウイルスにとっては自然の法則に沿った現象であるが、しかし、新しい菌株によってさらに重症化のケースが引き起こされ、この形態の詳細な研究が求められていると強調する。

 

ナイジェリアでの新たなコロナウイルスの菌株の発生は12月末に報じられている。アフリカ疾病管理予防センターのデータによれば、新しい変種は、ナイジェリアのオスン州の2人の患者の研究検査時に発見がされた。

医療関係者らは、コロナウイルスの新しい変種の独自性についての結論は、2つから3つの遺伝的配列がベースとなると指摘した。

 

経済
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ドナルド・トランプ米政権は、中国の企業アリババと騰訊(テンセント)を中国人民解放軍と関係があると認定した企業のブラックリストに追加することを検討している。ロイター通信が関係者の話をもとに伝えた。

トランプ氏は去年10月末、中国軍と関係がある中国企業について、米国人による投資を禁じる大統領令に署名した。この大統領令により、米国の個人投資家や投資法人は2021年1月11日から対象企業の証券の取引を一切禁止される。

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