熱海“土石流” 緊張の救出現場「助けて」電話も(2021年7月4日)
【熱海・土石流災害の教訓】経験則は通らない 早期避難の促進が鍵に
7/5
2021年7月5日 09時25分 (7月5日 09時36分更新)
静岡県熱海市伊豆山の大規模土石流で、県警や消防、自衛隊などは5日、現場一帯で泥に埋まった家屋の捜索や、がれきの除去などの復旧作業を続けた。発生から3日目。市は同日、新たに1人の死亡を確認したと発表。死者は計3人となった。負傷者は1人。流出家屋は少なくとも130棟で、市は4日時点で所在が分からなかった147人のうち34人の無事を確認したと明らかにした。住民基本台帳に基づき、残り113人の確認を急ぐ。
市によると、新たな死者は高齢女性で、4日午後に搬送先病院で死亡が確認された。死者3人はいずれも女性。5日朝時点で計562人が市内2カ所のホテルに避難している。
【速報】熱海市の土石流 3人救助のうち1人死亡