つくる以上はAVMAスタンダード(獣医学教育の国際基準)をクリアしなければ意味がない、日本では獣医師志望の学生に対し教員の数が圧倒的に足りておらず、むしろ大学の数を減らして臨床教育を充実させることだと、これが正論でしょ。 (赤字は管理人です)
“加計”現役の客員教授、新設に“異議” (動画)
日テレ 2017年7月21日 17:55
http://www.news24.jp/articles/2017/07/21/07367576.html
加計学園の現役の客員教授が日本テレビの取材に応じ、獣医学部の新設計画に学園内で異議を唱(とな)えていたことを明かした。
取材に応じたのは、加計学園が運営する千葉科学大学客員教授で獣医師の加藤元氏。加藤氏は加計学園が獣医学部新設を目指していた数年前、学園の幹部に対し、国際基準に沿った獣医学教育が必要で、学園の計画ではそれは難しいと異議を唱えたという。
加藤氏「加計孝太郎理事長のお父さん(が理事長)の時代から(獣医学部を)持ちたかったわけです。つくる以上はAVMAスタンダード(獣医学教育の国際基準)をクリアしなければ意味がないと(幹部に言った)」
─Q:反応は?
加藤氏「(幹部は)先生の言うことを聞いていたら不可能だと。(幹部が)実現の道筋が見えないと言った」
加藤氏は、日本では獣医師志望の学生に対し教員の数が圧倒的に足りておらず、現状のまま獣医学部を新設すれば獣医学教育の質が低下する、必要なのはむしろ大学の数を減らして臨床教育を充実させることだと述べた。
一方、加計学園はこれまで「感染症対策や、創薬など新たなニーズに応える教育を目指す」として、政府が掲げる「既存の獣医養成ではない構想」など学部新設の4つの条件を「満たしている」としている。