名古屋市長選は24日投開票され、新顔で前副市長の広沢一郎氏(60)=日本保守、地域政党・減税日本推薦=が当選を確実にした。前参院議員の大塚耕平氏(65)=自民、立憲民主、国民民主、公明推薦=ら新顔6人を破った。広沢氏は、河村たかし前市長の後継候補として、市民税減税や名古屋城天守の木造復元といった主要政策を「まるごと引き継ぐ」と訴え、支持を集めた。
聴衆を前に第一声を発する広沢一郎氏=2024年11月10日午前11時42分、名古屋市中区、小玉重隆撮影
衆院議員に転身した河村氏の自動失職に伴う市長選で、約15年に及んだ河村市政の評価が、主な争点となっていた。
知名度不足が課題だったが、選挙戦では河村氏と連日、市内各所を回り、「後継者」であることをアピール。選挙カーや投票を呼びかける自動音声電話にも河村氏の声を採用するなど、「河村色」を前面に押し出し、支持を広げた。
所属していた国民民主のほか、自民、立憲などの主要国政政党の推薦に加え、大村秀章愛知県知事から支援を受けた大塚氏は、河村市政を「対立と迷走」と表現して批判。「対話と前進に変えたい」と主張し、元中日投手の山本昌氏も応援に駆けつけ、「市民派」としての浸透を狙ったが、及ばなかった。
市民の根強い「河村人気」に支えられ、当選を果たした広沢氏。だが、河村氏は市民税減税などを巡り、長年、自民や旧民主系が多数派を占める市議会と対立してきた。減税率を拡充する公約を果たすには、長年の対立を乗り越えなければならない。市政を前に進められるのか。早速、その手腕が問われる。(寺沢知海、野口駿)
7人による争いとなった名古屋市長選挙は、日本保守党などが推薦した広沢一郎氏(60)の初めての当選が確実になりました。
(管理人注:wikipedeia)
廣澤 一郎
ひろさわ いちろう
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生年月日 | 1963年12月27日(60歳) |
出生地 | 日本 愛知県名古屋市瑞穂区 |
出身校 | 慶應義塾大学経済学部 |
前職 | ブラザー工業従業員 伊藤忠商事従業員 ITベンチャー企業役員 キングソフト代表取締役 |
所属政党 | (減税日本→) (日本維新の会/減税日本→) (減税日本→) 減税日本/日本保守党 |
称号 | 学士(経済学) |
公式サイト | 広沢一郎ホームページ |
選挙区 | 瑞穂区選挙区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2011年 - 2014年 |