安倍氏の参考人招致要求 立憲幹部―山口公明代表「説明責任ある」
2020年11月24日12時13分 jiji.com
立憲民主党の安住淳国対委員長は24日、東京地検特捜部が「桜を見る会」をめぐる問題で、安倍晋三前首相の公設第1秘書らから任意で事情聴取していたことに関し、「本人の口からまず説明してもらわないといけない。あすの予算委員会(集中審議)で早速、参考人で来てもらうことを要求したい」と述べた。国会内で記者団の質問に答えた。
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立憲、共産、国民民主、社民の野党4党は24日午後、国会内で国対委員長会談を開催。安倍氏の参考人招致要求について認識を共有する見通し。
安住氏は「買収にも当たる容疑だ。場合によっては証人喚問もせざるを得ないような状況だ」とも語った。
公明党の山口那津男代表は記者会見で「(検察の)捜査を見守ることが政治側の基本だ」と強調。ただ「説明責任を尽くす基本的立場は、安倍前首相側にある」とも指摘した。
加藤勝信官房長官は会見で捜査について「報道をベースにコメントすることは差し控えたい」と述べるにとどめた。