Patricia Zengerle 11/13
[12日 ロイター] - トランプ次期米大統領は12日、中央情報局(CIA)長官に、自身の1期目に国家情報長官を務めた側近のラトクリフ氏を指名する考えを明らかにした。
トランプ氏は声明で、ラトクリフ氏が米情報機関トップの職を初めて2つ務める人物になることを楽しみにしているとし、「全ての米国人の憲法が保障する権利の勇敢な戦士となり、最高レベルの国家安全保障、力による平和を確保するだろう」と述べた。
ラトクリフ氏はバイデン現政権の中東情勢への対応を批判してきた。6月の寄稿では、バイデン氏がパレスチナ自治区ガザでの軍事行動を巡り、イスラエルへの武器供与を停止すると脅したことについて、重要な同盟国を危険にさらしたと批判。また、イランに対して十分に厳しい態度を取っていないと主張した。
国家情報長官時代は自らを対中強硬派と位置づけていた。
民主党議員や元情報当局者からは、ラトクリフ氏がトランプ氏や共和党内の親トランプ派を有利にするために文書の機密指定を解除したと非難された。
(ジョン・ラトクリフ:画像はネットから借用)
11/13(水) 9:46 配信
【ワシントン=大内清】トランプ次期米大統領は12日、次期政権の中央情報局(CIA)長官にジョン・ラトクリフ前国家情報長官(DNI)を起用すると発表した。
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ラトクリフ氏は、テキサス州選出の共和党下院議員だった2020年、対ウクライナ外交での権力乱用などで弾劾訴追を受けたトランプ氏を擁護する論陣を張り、党内での存在感を高めた。トランプ氏からの指名を受けて20年5月に情報機関を統括するDNIに就任。退任後はトランプ氏に近いシンクタンク「米国第一政策研究所」に籍を置いていた。
トランプ氏は12日の声明で、ラトクリフ氏を「米国民への誠実さと真実のための戦士」だと称賛。CIA長官への就任が上院で承認されれば、同一人物がDNIとCIA長官の両ポストを務める初の例となる。
またトランプ氏は同日、移民問題や国境管理を所管する国土安全保障長官に中西部サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(52)を指名すると正式に発表した。ノーム氏はトランプ氏への強い忠誠心で知られ、一時は副大統領候補にも名が挙がった。トランプ氏が主張する不法移民の大量拘束・送還を推進するとみられる。
(クリスティ・ノーム:画像はネットから借用)
11/13(水) 14:00 配信 FORBS
ドナルド・トランプ次期米大統領は11月12日、テスラのイーロン・マスクCEOを政府の新組織「政府効率化省」のトップに任命し、共和党の元大統領候補者ビベック・ラマスワミと共同で「大規模な構造改革」を進めるよう指示した。 トランプは12日、マスクからの提案を受けて設立した政府効率化省のトップに、マスクとラマスワミを起用すると発表した。同省の正式な英語名は「Department of Government Efficiency」だが、マスクはその略称「DOGE」という呼び名を好んで使っている。マスクが肩入れする暗号資産「ドージコイン」と同じ略称を持つ同省の役割は、「過剰な規制や無駄な支出を削減し、連邦機関を再構築すること」とされている。
トランプは、政府効率化省を第二次世界大戦中の原子爆弾開発プロジェクト「マンハッタン計画」に例え、その役割が「政府の外からの助言を提供すること」だと語った。
同省の活動は、米国の独立250周年となる2026年7月4日までに完了する予定で、トランプの任期の半分程度で終了するとされている。
政府効率化省が具体的にどのように運営されるかは不明だが、トランプの声明によれば「ホワイトハウスおよび行政管理予算局と提携して大規模な構造改革を推進し、これまでにない起業家的アプローチを政府に導入する」とされている。
また、同省は議会の承認が必要な連邦省庁にはならないとされており、「政府外」のコンサルティング機関として運営されるという。この省が、連邦資金を受けるかどうかは明らかになっていない。
マスクは、政府効率化省の立ち上げを9月に提案した際に、人工知能(AI)で生成した自身の写真をX(旧ツイッター)に投稿し、「機会があれば米国政府に奉仕するのを楽しみにしている」と述べていた。その頃、トランプは演説で「連邦政府全体の監査を行い、抜本的な改革の提案を行う任務を担う省を創設する」と述べていた。
ラマスワミとマスクは、以前から政府の規制の権限に批判的で、ラマスワミは、連邦政府の労働力の75%以上を削減し、教育省や連邦捜査局(FBI)、食品栄養サービス局(FNS)などの機関を閉鎖すると述べている。一方、マスクは連邦機関を「より小規模にする」意向を示しており、連邦機関の活動を「議会が承認した範囲内のものに限定すべきだ」と主張している。
こりゃ凄いわ!日本でもやれよ イーロン・マスク「政府効率化省は最大限の透明性を確保するために、全ての活動をオンラインで公開する」 「無駄なものを削減していないと思った時は、いつでも知らせてほしい」 「税金の最もばかげた使い方ランキングを用意する」
凄い凄い!羨ましい限りです、、、 【速報】イーロン・マスクやヴィヴェック・ラマスワミと並ぶ政府効率化部門の責任者は、連邦官僚の数を75%削減する計画だと述べた。
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ヴィヴェック・ラマスワミ:画像はネットから借用)
●「トランプは12日、駐イスラエル大使に元アーカンソー州知事のハッカビー氏を指名と発表。トランプ氏に忠誠誓う南部アーカンソー州知事のサラ・ハッカビー・サンダース氏の父親で、イスラム組織ハマスに厳しい姿勢を示す強硬派。」入植も支持。
●一段の緊張が予測されるトランプはイスラエルの攻撃にGOサインを出しているようなものだ。イスラエル国内は”戦勝モード”。「(イスラエル・パレスチナの)二国承認で外交的解決をはかろうとする動きはイスラエル国内では20%程度の支持しかない。だが長期的にイ滅亡の道。
トランプ1.0の時から何もアップデートしていないと、トランプ2.0とも言える今回のトランプ圧勝の本質を大きく見誤ることになると思います。とにかくメディアは嘘ばかりです。
そう思います。今回のトランプは以前のトランプではない。 文字通りバージョンアップしている^^;