「真実語ってない」愛媛知事が柳瀬氏批判
2018/5/10 17:47
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愛媛県の中村時広知事は10日、参考人質疑で「首相案件」発言を否定するなどした柳瀬唯夫元首相秘書官の答弁について「県の信頼を損ねる発言があり非常に残念。誠心誠意、全ての真実を語っていない」と批判した。
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愛媛県知事 柳瀬氏発言を批判「県職員の書いたこと間違いない」
NHK 5月10日 19時52分加計学園問題 動画
加計学園の獣医学部新設をめぐり、国会では、柳瀬唯夫元総理大臣秘書官らを参考人招致して、質疑が行われました。愛媛県の中村知事は、10日夕方、愛媛県庁で記者団の取材に応じ、「愛媛県の信頼を損ねるような発言があったのは非常に残念だ。誠心誠意にすべての真実を語らないという印象だ」と述べ柳瀬氏の発言を批判しました。
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また、中村知事は柳瀬氏の愛媛県の文書についての発言を取り上げて、「どうしてすべて正直に言われないか分からないが、県職員など人間には誇りやプライドがある。そういうものに、なぜ思いをはせられないのか。愛媛県の文書は改ざんする余地がない。県の職員はありのまま書いたと思っている。『首相案件』発言について、細かく分析できていないが、私は県職員の書いたことは間違いないと思う」と述べました。