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「はやぶさ2」地球帰還のカプセルを回収 小惑星の試料採取
【12月6日 AFP】(更新、写真追加)宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2(Hayabusa2)」が小惑星「リュウグウ(Ryugu)」から採取した試料を収めたカプセルが日本時間の6日未明、オーストラリア南部の砂漠に着地し、地球に帰還した。カプセルは同日朝、無事に回収された。
はやぶさ2は2014年12月、鹿児島県の種子島宇宙センター(Tanegashima Space Center)から打ち上げられた後、昨年に地球から約3億キロ離れたリュウグウへの着陸と試料採取を実施。地球に持ち帰る約0.1グラムの試料を分析することで、生命の起源や宇宙の成り立ちについての理解を深めることを目指している。
「はやぶさ2」投下のカプセル回収 オーストラリアの砂漠で発見
トランプ氏、米大統領選後初の集会参加 勝利主張繰り返す
【12月6日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は5日、ジョージア州バルドスタ(Valdosta)で大統領選後初となる集会に参加した。演説でトランプ氏は、選挙が盗まれたとする根拠のない主張を改めて繰り返し、最後には自身が勝つと宣言した。
会場に集まった支持者に対してトランプ氏は「われわれはこの選挙で勝利している」と主張し、その後も「われわれはさらに勝つだろう」と語った。ジョー・バイデン(Joe Biden)氏の勝利についても、「不正があった。不正に取引された勝利だ」と指摘した。
Live: Trump Holds Rally In Georgia Ahead Of Senate Runoff Election | NBC News
中国の探査機、月周回軌道ドッキングに初成功
【12月6日 AFP】月面で採取した土壌を積んだ中国の無人探査機「嫦娥5号(Chang’e-5)」は6日、軌道機・帰還機へのドッキングに成功した。中国の宇宙船が月周回軌道でドッキングするのは初めて。国営メディアが報じた。
嫦娥5号は中国神話の月の女神にちなんで命名され、月の土壌を地球に持ち帰ることに成功すれば世界で約40年ぶりとなる。
砂漠の要塞、修復でエコツーリズムへの期待膨らむ エジプト
12月6日 AFP】エジプトの西方砂漠(Western Desert)にひっそりと立つシャリ(Shali)要塞は、かつては遊牧民の侵略から住民を守ってきた。現在は、修復されたこの要塞が、エコツーリズムの観光客を呼び寄せることが期待されている。
13世紀にベルベル(Berber)人が造った大規模なこの要塞は、首都カイロから600キロほど南西の、手つかずのシワ(Siwa)オアシスの丘の上に立つ。「シャリ」は現地の言葉「シウィ(Siwi)」で「家」を意味する。