浜田氏は無派閥の衆院当選10回。麻生内閣の2008~09年に防衛相を務めた。台湾情勢の対応に加え、年内に国家安全保障戦略など3文書の改定が控える中、経験が評価された。

 加藤氏は、安倍内閣で厚労相を2度務めた経験があり、新型コロナウイルス対策の陣頭指揮にふさわしいと判断された。

 その他の閣僚経験者では、河野太郎・元外相(59)をデジタル相に、西村康稔・前経済再生相(59)を経済産業相に充てる。

 初入閣組は各派閥の推薦を重視する姿勢が目立った。岸田派の寺田稔首相補佐官(64)を総務相、麻生派の永岡桂子・元文部科学副大臣(68)を文科相、安倍派の西村明宏・元官房副長官(62)を環境相、二階派の谷公一・元復興副大臣(70)を国家公安委員長に起用する。

 山際大志郎経済再生相(53)は留任させる。

 国家安全保障を担当する首相補佐官には、岸信夫防衛相(63)を起用する。

 党役員には、各派閥から重量級を充てる。麻生太郎副総裁(81)と茂木敏充幹事長(66)を続投させ、政調会長に萩生田光一経済産業相(58)、選挙対策委員長に森山裕総務会長代行(77)、総務会長に遠藤利明選対委員長(72)を起用する。

 新たな閣僚や党役員と「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)との関係について、首相は9日の長崎市での記者会見で「自ら点検し、厳正に見直すことが前提だ」と述べた。首相は9日に各議員に電話で入閣を打診した際、旧統一教会と関係を断つよう求めた。

 首相は10日午前に党役員を決定し、臨時閣議で閣僚の辞表をとりまとめる。午後に閣僚名簿を発表し、皇居での認証式を経て第2次岸田改造内閣が発足する。首相は同日夜の記者会見で内閣改造の狙いを説明する。

自民党 副総裁・党四役 共同記者会見

きょう午後、内閣改造に踏み切るのを前に、岸田総理が自民党の役員人事に着手しました。 安倍元総理の最側近だった萩生田経産大臣を政調会長に起用するほか、選挙対策委員長に森山前国会対策委員長をあてます。 自民党本部では、午前9時すぎから新たな役員のメンバーが総裁室に呼び込まれました。 午前10時からは臨時の総務会が行われ、党の4役の人事では、岸田総理が茂木幹事長の続投を正式に発表するほか、総務会長には遠藤利明氏を選挙対策委員長から横滑りさせます。

参考by管理人党 の幹事長、総務会長、 政調会長 、選挙対策委員長は「党」と呼ばれる。

茂木幹事長(河本派茂木派) 遠藤利明総務会長(加藤派→小里派→谷垣G) 萩生田政調会長(安倍派)  森山選挙対策委員長(森山派)」

ANN 内閣改造“優等生内閣”始動へ…河野氏・高市氏起用の狙い 旧統一教会“関係者”外し(2022年8月10日)

 

【速報】寺田新総務大臣 旧統一教会関連団体の会合に参加費2万円支払い|TBS NEWS DIG

 

8/10 初入閣が9人の“大幅改造” 第2次岸田内閣 顔ぶれの特徴と狙いは?【記者解説】|TBS NEWS DIG

 

紀藤弁護士 山上容疑者母の〝アポなし会見〟は「ありえない」「アベルの指示は絶対」

東スポWeb 2022/08/10 09:50

俳優・谷原章介(50)が10日、フジテレビ系「めざまし8」に生出演。安倍晋三元首相を銃撃し、逮捕・送検された山上徹也容疑者の母親が、会見を開く意向を示していることに対してコメントした。

山上容疑者の伯父によると、容疑者の母親は謝罪の会見を開きたいとの意向を示し、事件後に身を寄せていた伯父の家から今月7日に出て行ったという。

現時点で、謝罪会見は誰に対して行うものなのかなどは判明していない。

番組によると、母親の会見について旧統一教会側は「全く知らない」とコメントしている。

谷原は「この会見、旧統一教会がどう関わっているかですね…」と言い、「注目すべきは山上容疑者がなぜそのようなことをしたのか。その具体的な理由がわからないまま、ただ母親が謝罪を述べたとしても、確信はわからないですからね」と述べた。

また、番組にリモートで登場した紀藤正樹弁護士は「旧統一教会では報告、連絡、相談がなく、勝手に信者が動くことは基本的にありません」と指摘。

続けて「アベルの指示は絶対という言い方をして、アベルは統一教会用語で上司のこと。上司の指示に従わないで、行動することが罪。地獄に落ちると教えられている。『全く知らなかった』と旧統一教会側が言うのは、今までのあり方から見て信用できないと思います」と述べた。

自民党4役、旧統一教会との関係を説明 茂木幹事長「適正に対応」

毎日新聞 2022/08/10 11:52

自民党4役は10日の記者会見で、宗教団体・世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係の有無について説明した。

 茂木敏充幹事長は党所属国会議員に対して、関係を点検し、適正に見直すよう要請したことに触れて「幹事長として引き続き適正に対応していきたい」と述べた。

 遠藤利明総務会長は「旧統一教会については記憶する限り、全く関係ない」と強調した。

 萩生田光一政調会長は「旧統一教会については関連団体のイベントへ出席したことを報告している。どういう経緯にしろ、今これだけ社会的な問題になっているわけだから、党の方針にのっとって、今後は団体や会のあり方をしっかり見て、会の出席などについては慎重な対応をしたい」と語った。

 森山裕選対委員長は「旧統一教会との関係は、全く関係はないし、ご案内すらいただいたことはないんじゃないかと、残念ながら思う。また総裁、幹事長の指示の通りしっかりと対応をしたい」と述べた。

【8/10 13:00〜ライブ】第二次 岸田改造内閣 発表 閣僚人事の狙いや"旧統一教会"、"国葬"問題の行方を生解説| TBS NEWS DIG

 

岸田改造内閣、入閣見込みの3人が旧統一教会側と「接点」

配信  朝日新聞

 岸田文雄首相が10日に発足させる改造内閣で、入閣が固まっている少なくとも3人の議員に、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」側との接点が確認された。政治資金収支報告書や朝日新聞の取材などで明らかになった。

【写真】今年6月に国会内で開かれた、教団の友好団体と関わりのある議員懇談会で記念撮影をする友好団体の幹部と自民議員ら=関係者提供

 安倍晋三内閣で2度務めた厚生労働相に起用される見通しの加藤勝信氏は、代表を務める自民党支部が2014年3月と16年3月、教団の友好団体「世界平和女性連合」に「会費」名目で1万5千円ずつ、計3万円を支出していた。

 総務相として初入閣する見込みの寺田稔氏は18年10月、資金管理団体が教団の友好団体「国際勝共連合」に会費2万円を支出。10日午前に取材に応じた寺田氏は「(旧統一教会関連だという)認識がなかった。今後、付き合うことがないようにする」としている。

 経済再生担当相に留任する予定の山際大志郎氏は、資金管理団体が13年3月、教団の友好団体「平和大使協議会」に会費1万円を支出していた。事務所は「適正に処理している。10日午後からの会見で説明する」としている。(朱字は管理人による)

朝日新聞社

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中会長が会見(2022年8月10日)

 

鈴木エイトさんによる会見の解説、2:08のところから ↓

ミヤネ屋 2022年8月10日 FULLSHOW [ HD ] LIVE

山際経済再生相、旧統一教会との関係認める 再任前に首相に説明せず

毎日新聞 2022/08/10 15:27

第2次岸田改造内閣で再任が決まった山際大志郎経済再生担当相は10日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体への会費1万円の支出と、教会関連イベントへの参加があったと公表した。再任の内定前に岸田文雄首相に説明していなかったことも明らかにした。内閣改造では、旧統一教会との関係を認めた山際氏以外の7閣僚はいずれも交代する。

 山際氏は会見で「私自身が旧統一教会や関連団体と関係があるわけではない」と強調。近年は関連団体のイベント出席などはないとして、「反省すべきは反省し、疑念を持たれることのないよう今後とも社会的に問題があると指摘される団体等との関係は持たないように慎重に行動していく」と述べた。

 山際氏によると、会費の支払いは2013年で、旧統一教会の関連団体「平和大使協議会」に対する支出。金額は1万円で政治資金収支報告書に記載されている。山際氏は「ほぼ10年前で事務所にはその時の記録は何も残っていない」とし、支出の意図については「不明と言わざるをえない」と述べた。イベント出席は、18年10月の関連団体が主催したセミナーへの出席だった。旧統一教会との関係を認識していたかについては「私には分からない」と述べるにとどめ、内閣改造前に首相に事実関係を連絡したかを問われると、「私自身が首相に直接何かを説明するということはしていない」と答えた。

 選挙での支援に関しては「非常に多くの支援者やボランティアにお手伝いを頂いているため、一人一人のバックグラウンドを細かく把握しているわけではない」と説明した。【中村紬葵】

岸田首相が会見 第二次改造内閣が発足(2022年8月10日)

 

憲法53条に基づき臨時国会開催を求める 2022.8.10

 

信者夫婦の離婚率2%以下に田中会長〝ドヤ顔〟 紀藤弁護士「精神的圧力の結果」

東スポWeb 2022/08/10 18:45
紀藤正樹弁護士 に対する画像結果.サイズ: 120 x 150。ソース: osaka-u.academia.edu

世界平和家庭統一連合(旧統一教会)の問題を追及している紀藤正樹弁護士が10日、ツイッターを更新。旧統一教会の〝信者夫婦〟の離婚率の低さに疑問を投げかけた。

旧統一教会はこの日、都内で会見を開き、田中富広会長は、好きでもない信者同士が結婚させられるといった報道について反論。「祝福結婚が男女の意に反して行われることはない。かつては文鮮明総裁に永遠のパートナーの紹介を受けていたが、今は形も変わっている。離婚率は2%以下と少なく、多くのカップルは幸福円満に過ごしている」と主張した。

紀藤弁護士はこれについて「離婚率の根拠自体が不明ですが、仮に事実だとしても田中会長はこの異常に低い離婚率が統一教会の精神的圧力の結果であることの問題性を全く感じないのでしょうね」と厳しく指摘した。

フォロワーからは「私もすぐ、離婚率の低さが逆に抑圧によるものと感じました!」「離婚させないのでは?」「逆に怖い」などと、紀藤弁護士の指摘に賛同する意見が目立つ。

「離婚しない=幸福円満という謎の理論」という意見もある。