とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

大人になってから読む絵本

2007年04月30日 07時29分44秒 | 児童文学(絵本もふくむ)
若葉の季節になってまいりましたね。冬のあいだ、枝だけだった木々、あるいは黒ずんだ葉をつけていた常緑樹に、まぶしい若葉がふいてくる光景は、美しく、楽しいものです。

 GWは、混みあいますので出かけませんが、5月のうちに、どこか緑したたる静かな林などを歩いてみたいものです。別に遠くへでかけなくとも、近くの公園などでも若葉はたのしめるでしょう。

 話はかわりますが、大人になり、とおり一遍の人生を通過してきてから読む絵本は、すぐれたものを選ぶと、味わい深いものだと思っています。

 重苦しさがなく、人生の真実をあたたかくカットしてみせてくれ、すぐれた文は詩であるし、絵は本格的絵画です。

 果てしなく悲しみを思うとき、喜びをふりかえるとき、大きな慰めと勇気、豊かさの味を添えてくれるように思えます。

 文の枚数は多くないので、読書の負担も少なく、だらだらとした散文に比べると、突出して傑作だったりするようなものも少なくないように思います。

 しみじみと、人生を振り返りたいとき、心をなぐさめたいとき、自分の生理に合う傑作を探しておくと、ちょっとした「秘密の花園」になるような気がします。

 どんな傑作でも、人生を闘って来た人なら、作家の意図する深さは誰にでも読み取れると思います。絵本の歴史は、短いようなのですが、傑作は多い。

 もちろん、子どもたち、苦悩する若者の心にも対応してくれる。それが、傑作の傑作たる所以なんでしょうね。

 私が傑作に与えたあだなは、「スルメ」。

 まだ、疲れがとれないので、だらだら書きで失礼をいたしました。

 バラのつぼみがふくらんできました。これから花に水をやってきます。朝陽がまぶしいくらい明るい。ゼラニュームが鮮やかに咲いています。プリムラ類も終わりに近づいたのか、葉っぱをのばしてきています。1階のパンジー群の切りもどしに、もし元気があったら、挑戦してきてみます。

 
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