とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

「ピーターラビットの絵本」シリーズ (6)

2007年02月17日 05時35分21秒 | 児童文学(絵本もふくむ)
(6)こわいわるいうさぎのおはなし(1906年刊。)

ビアトリクス・ポター さく・え いしいももこ氏訳
     (要約)
《これは、こわい わるいうさぎです。このあらあらしいひげを ごらんなさい。それに、つめも とがっているし、しっぽも にゅっと つきたっています。》
《これは おとなしい いいうさぎです。いいうさぎは、おかあさんから にんじんをもらいました。》
悪いうさぎは、にんじんを食べたくなり、「ください」ともいわず、いきなり にんじんを横取りしました。《おまけに、いいうさぎを とてもひどく ひっかきました。》
いいうさぎは、しょんぼりと、あなのなかに かくれました。とてもがっかりしました。
 てっぽうをもった男の人がきました。なにかベンチに すわっているのをみつけました。ずいぶん へんな とりだと思いました。そこで、木にかくれながら、そっと ちかずいていきました。それから、てっぽうをうちました。
《すると、こんなふうになりました》(にんじんも 耳も しっぽも ごちゃごちゃの絵)
けれど、男のひとが ベンチにかけよると しっぽと にんじんが のっていました。
 《いいうさぎは、あなから そとを のぞきます》
《すると、わるいうさぎが、さっとはしりすぎていきました―ひげも、しっぽもなくして、つるっとなった わるいうさぎが!》
 
       おわり

読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学低学年から

★ただいま、節煙効果が、シリ-ズ第3集の獲得にあともう一歩おいつきません。
ほんとうに、あともう一歩ですから、ちょっとのあいだ、お待ちくださいね。
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