とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

「ピーターラビットの絵本」シリーズ (5) 

2007年02月17日 05時27分15秒 | 児童文学(絵本もふくむ)
(5)モペットちゃんのおはなし(1906年刊)
ビアトリクス・ポター さく・え いしいももこ氏訳
   (要約)
かわいい こねこの モペットちゃんは ねずみのおとがしたなと思う。とだなのすみから のぞいてるのは ねずみ。こねこなんか恐くありません。からかってやろうと思っています。
 モペットちゃんは ねずみに とびかかりましたが ちょっと おそかった!《ねずみは にげてしまうし、モペットちゃんは、あたまを とだなに、こつんと ぶつけてしまいました。》かたい とだなだと モペットちゃんは思いました。《ねずみは、とだなのうえから モペットちゃんのようすを見ています。》
モペットちゃんは、あたまをすっぽり きれで しばって、だんろのまえにすわりました。ねずみは、あの猫は、だいぶ きぶんが 悪いぞと思って、するするとベルのつなをつたっておりてきました。《モペットちゃんのきぶんは ますます わるく なっていくようです。ねずみは、もうちょっと ちかくまで いってみました》モペットちゃんは いかにも 頭がいたいというように 両手であたまをおさえて、きれのあなから ねずみをのぞきました。すぐ近くにきています。いきなり、モペットちゃんは ねずみにとびかかりました。ねずみは、さっき モペットちゃんをからかいました。だから こんどは モペットちゃんが ねずみを からかってやる。《―そんな やりかたをかんがえるなんて モペットちゃんのやりかたはよくありませんね》
 モペットちゃんは、きれで、ねずみをつつんで、ボールのように あちこちになげて あそびました。でも、モペットちゃんは、きれに あながあいているのを わすれていました。きれを ほどいてみると ねずみは いませんでした。
 ねずみは、あなをすりぬけて とだなのうえで おどりをおどっていました!

    おわり 

読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学低学年から

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