AFPBB
米西部の山火事、煙や灰がカナダにも 世界最悪級の大気汚染
【9月13日 AFP】米西部で発生した大規模な山火事は、これまでにニュージャージー州の面積にほぼ匹敵する約2万平方キロが焼失、27人が死亡し、12日は西海岸が濃い煙で包まれた。
米当局は、死者はさらに増える恐れがあるとみている。気候変動が一因となって乾燥し燃えやすい条件となったことで火は広がり、カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州の広い範囲が今も孤立した状態となっている
Raging wildfires in California and Oregon claim yet more lives
2020/09/13
中国による報復「激化」、対応行き過ぎと米反論
【9月13日 AFP】米国務省は12日、中国に駐在する米国の外交官の活動を制限するとした中国政府の発表について、報復の「激化」だと表現し、対応が行き過ぎていると反論した。
中国政府は11日、米政府が中国の外交官らに新たな制約を課すと発表したことを受け、米外交官らに対する「報復的な制約」を導入すると表明。詳細は明言していないものの、在香港総領事館の幹部らを含む米大使館・領事館の全職員が対象になるとしており、決定は「合法的で必要な対応」だと主張している
トルコ首都で巨大砂嵐、6人負傷
【9月13日 AFP】トルコの首都アンカラで12日、巨大な砂嵐が発生し、強風で6人が負傷した。
アンカラの市長室が公開した動画には、ベージュ色の巨大な砂嵐が建物を覆い尽くしていく劇的な様子が映し出されている。
さらに、アンカラに隣接する中部クルッカレ(Kirikkale)県では強風と砂嵐警報が出された。
アンカラ県のバーシップ・シャーヒン(Vasip Sahin)知事は「(アンカラの)ポラトル(Polatli)や周辺地域で、強風で空中に上がった物により住民6人が軽傷を負った」と発表した。(c)AFP
#KIRIKKALE KUM FIRTINASI
浮気を増長…結婚生活を脅かすメッセージアプリ 中国
【9月13日 AFP】中国・上海に暮らすエコーさんは、会社勤めの夫の帰宅が日常的に真夜中を過ぎることに不信感を覚え、10年目となる結婚生活にひずみが生じるまでになっていた──。
ある日、夫の携帯電話を見て、それまでの不信感が別の感情に置き換わった。「微信(WeChat、ウィーチャット)」のアプリには、夫の浮気癖を示す他の女性たちからのメッセージがあふれていたのだ。
イランがレスリング選手の死刑執行、国外にショックと怒り広がる
【9月13日 AFP】イランが12日、2018年に男性を殺害したとされるレスリング選手の死刑を執行したと発表したことを受け、国際オリンピック委員会(IOC)は「ショック」を受けたと表明し、同国を非難する声が広がっている。
死刑になったのはナビド・アフカリ(Navid Afkari)選手(27)で、南部シラーズ(Shiraz)の刑務所で刑を執行したことを、ファールス(Fars)州の検事長が国営テレビのウェブサイトで明かした。
復活のアザレンカ、全米Vならずも「誇り」 今後のGS優勝へ意欲
【9月13日 AFP】12日に行われた全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)女子シングルス決勝で準優勝となったビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)が、復活を印象づけた大会を終え、今後も四大大会(グランドスラム)のタイトル獲得へ向けて前進していくと意欲を示した。
メジャー2勝を誇るアザレンカはこの日、7年ぶりとなるグランドスラムの決勝の舞台で大坂なおみ(Naomi Osaka)に3セットで敗れた。
米総合格闘技団体UFCのダナ・ホワイト会長は、反政府デモに参加したとして死刑判決を受けたイランのレスリング選手の刑執行に反応した。
ホワイト会長はナビド・アフカリ選手(27)の死を受けて哀悼の意を表した。
全米オープンは8月31日から9月13日まで開催されていた。
大坂なおみ選手は2018年の全米オープンテニス決勝戦でセレーナ・ウィリアムス選手を下して優勝した。
大坂選手はこれより前、米ウィスコンシン州で黒人男性ジェイコブ・ブレイクさんが警官に背後から銃撃されたことを受け、抗議の印として準決勝を棄権すると発表。WTA(女子テニス協会)およびUSTA(全米テニス協会)との話合いの結果、棄権を撤回し最後まで出場することとなった。大会運営側は準決勝予定日を1日延期するなど対応した
新型コロナウイルスの影響で大勢の選手が出場を辞退した。男子シングルスでは前回王者のラファエル・ナダル(スペイン)のほか、ロジャー・フェデラー(スイス)、スタン・ワウリンカ(スイス)、フアン・マルティン・デル・ポトロ(アルゼンチン)などの元大会覇者など15人の選手が欠場した。女子シングルスでは、世界ランキング1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)、2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)、前回大会を制したビアンカ・アンドレスク(カナダ)のほか、エリナ・スビトリナ(ウクライナ)、キキ・ベルテンス(オランダ)、ベリンダ・ベンチッチ(スイス)などが出場を見送った。
テニスの大会の大多数が中止となったため、ランキングシステムが変更された。2019年の全米オープンで獲得したポイントは維持されるが、昨年より成績が良い場合にはポイントを追加獲得することができる。
ロシアの研究者らは、炭酸カルシウムの粒子を活用し体内の標的に対し薬を供給するシステムを開発した。これにより抗生物質に耐久性のある細菌を含めた対応が可能となる。研究結果が学術誌『Chemical Communications』に掲載された。