新型コロナの最新状況
①状況 日本全体 赤色警報(黒)
②基礎統計は既に手に入れているので、今週、もっとそれらを組み込む予定です。 本来、あと一週間遅らせるつもりだったのですが、余りにも状況が悪い為に前倒しで分析・予測を暫定的に発表しています。
④"下水サーベイランス/札幌市" 2023/06/27 https://city.sapporo.jp/gesui/surveillance.html… https://web.archive.org/web/20230627082852/https://www.city.sapporo.jp/gesui/surveillance.html… 下水ウイルス量は、減衰に転じており、来週も継続すれば極大期を過ぎて減衰期に移行したと判定できる。
⑤XBB Surgeは、2波の複合波であり9-1st Surgeは、2月上中旬に始まり九週間前後で極大期となっている。 9-2nd Surgeは、4月頃に始まり、6月下旬から7月初めにかけて極期と推定される。 オミクロン株になって、ドミナント株が複数に分化していることからSurgeの長期化が生じている模様。 XBB.2.3に要警戒
⑥XBB2.3の増加に警戒を要するが、北海道では辺境地で先週頃から報告されているように9th Surgeは峠を越えるものと考えられる。
⑦9th Surgeは、長期化したために昨年夏の7th Surge並み程度のSurgeと考えられる。 今人口動態による死亡統計評価によってXBBの弱毒化か強毒化が判定できる。 先行する合衆国では、XBBは弱毒化という説が強いが、Test to Treatの効果もあり得る。
⑧北海道と同様に9th Surgeで全国に先行している沖縄県であるが、僅か2ヶ月間でドミナント株の入れ替わりが起こっている。 XBB.1.16→XBB.1.5→XBB2.3 変異株の分布は、地域性があるので全国で同じではないが、 XBB.1.16 XBB.1.5 XBB.2.3 が当面の警戒すべき株である。
⑨世界的に XBB.1.5→XBB.1.16→XBB.2.x の順に優位にある株は入れ替わってきており、XBB.1.16がXBB1.5に先行している沖縄県は、やや変わった動きを示している。 秋より運用開始予定のXBB対応mRNAワクチンは、XBB.1.5(XBB.1.16)対応であり、既にウイルスに後れを取っている。昨年より状況は悪い。
⑩"東京都健康安全研究センター » 世界の新型コロナウイルス変異株流行状況(2023年6月26日修正)" https://tmiph.metro.tokyo.lg.jp/lb_virus/worldmutation/… https://web.archive.org/web/20230627095710/https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/lb_virus/worldmutation/…