元通訳の水原一平被告に禁錮4年9カ月＆大谷へ約26億円賠償 銀行詐欺罪などで求刑通り
2025/2/7
米カリフォルニア州の連邦地裁は6日（日本時間7日）、ドジャース大谷翔平選手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告（40）に対する量刑を禁錮4年9カ月、大谷への約1659万ドル（約25億7000万円）の賠償などと言い渡した。検察の求刑通りだった。
同被告側は、連邦地検との司法取引に応じて罪を認めたが、禁錮1年6カ月への減刑を求めており、検察側の求刑とは大きな開きがあった。
同被告は、24年3月の開幕戦前にギャンブル依存症だとチームの前で告白。大谷の口座から不正にお金を盗んだことが発覚して契約解除された。
裁判資料によると、同被告は21年11月ごろから24年3月ごろにかけて、違法スポーツ賭博で負けた額を取り返すために大谷の口座から約1659万ドルを盗み、胴元側に不正に送金していた。
久々に公の場に姿を現したこの日は紺色のスーツに身を包み、体格はふっくらとした様子だった。閉廷後に報道陣に囲まれたが、質問には答えることなく、無言のまま車に乗り込み、連邦地裁を去った。
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大勢の報道陣に囲まれる水原被告（AP）© 日刊スポーツ新聞社
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