とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

生まれたてのうさぎの子ども

2006年04月20日 13時21分27秒 | 猫・動物・生物
私は、動物が大好きで、子供たちが小さい頃にうさぎを飼いました。
告白すると、わが子のためというより、自分の趣味でした。

凝り性なので、つがいで飼いました。
それで、めすうさぎのお腹に子どもができました。

2ヶ月経ったら、子どもを生みそうになりました。
うさぎは、とても弱虫で神経質です。とても気をつかいました。

子供部屋を一室、わが子を追い出して、うさぎのお母さんを置きました。
そして、みんなで音をたてないように、静かに静かにしていました。

部屋のなかで、うさぎのお母さんは安心したのか、出産の準備をはじめました。
自分のからだの毛を、かたまりでぶすぶすぬいて口にふくんでいきます。

そして、籠のすみに、毛をぺっとはきだしていきます。
そうして、籠のすみに、たくさんの毛が溜まっていきました。

そして、ついに赤ちゃんを生みました。たくさん、たくさん。
赤ちゃんが生まれて、ようやく、わかりました。

うさぎの赤ちゃんは、毛がいっぽんもはえていず、つるつるだったのです。
うさぎのお母さんは、毛玉のなかに、赤ちゃんをつぎつぎと、もぐしていました。

お母さんの毛玉のなかで、うさぎの赤ちゃんは寒さからまもられていました。
そうしているうちに、赤ちゃんにも毛がはえてきました。

十分に毛がはえると 赤ちゃんはお母さんの毛玉からでてきました。
籠のなかで、毛のはえた赤ちゃんうさぎは ぴょんぴょんはねて遊んでいました。

★この子うさぎのその後について重要なことを言い残したい。私は地域の新聞に「無料でうさぎのこどもをさしあげます」と広告をだした。子うさぎは、あっというまに全部もらわれていった。しかし、その後を追跡したら、無料でもらったものだからとばかり、非情な扱いを受けて早死にしていることが判明した。
うさぎは、無料で人にあげるべからず。自腹をきらせて、わたすべし。
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