とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

電子辞書で、ソニーと大げんか

2006年04月20日 12時55分53秒 | 私のこと(日記)
これも、かれこれ十年以上前の話でありましょうか?
  そのころからありました、ソニータイムという言葉。

それは、ずばり言えば、ソニーの機械は買ったばかりは調子よく動くが、一定期間をすぎると壊れるという意味です。ご承知でしょうが、念のため。
  
ソニーは、アイデアはビューティフルなのですが、機械がちゃちいと思います。

まあ、わたしの実体験は、10年ほど前の電子辞書だけです。
  お断りしておきます。 

わたしは あまりアイデアがいいので 賭けをして 電子辞書を買った。
  それは CD=ROMの祖先のようなものを 一台の電子辞書に入れたり出
したりして使えるもの。

CD=ROMさえ売っていれば いくらでも好きな辞書が電子画面でみれる。

わたしは 喜んで 広辞苑、英語、ドイツ語、フランス語、その他を買い込んだ。

ところが ところが......
肝心の電子辞書本体が、3ヶ月使うとCD=ROM「読み取り不可」となる。
 
あの銀座4丁目交差点から有楽町方面にむかっていくと、すばらしいソニービル
が建っている。品物ならびもすばらしい。夢が湧く。
が、驚いたことに、ビル内に「メンテナンス」コーナーが無かった。
心にぽっかり開いた、穴のようなもの。
だから、故障すると、あの便利な場所から、ずっと遠い所にある、しけたメンテ
ナンスコナーまで行って修理してもらわなければならなかった。

それでも、我慢をして、言われるままに修理にだした。ところが、3ヶ月たつと、
また、「読み取り不可」になる。
私は、2回目も言われるままに修理にだした。
ところが、また3ヶ月経つと、「読み取り不可」になる。

また、同じ修理をしろと言われ、私は、堪忍袋の緒がきれた!!
3回目の修理は、するものか!

私は、しかし、落ち着いて、メンテナンス・コーナーの受付嬢にこう言った。

「ソニーの機械が変なはずは、ない。しかし、機械には、当たりはずれが
ありましょう。ソニーの機械が、連続故障するなんておかしいですよね。
電子辞書がこわれ、私は、アルバイトの締め切りに間に合いません。

新品を、おだしください!いま、すぐに!

この話は、受付のあなたには決められないでしょうから、裁量権のある上司にお
伝えください。交渉してください。
もし、あなたがイエスの返事が引き出せなかったら、お客様が、上司の方と直接
交渉したいと申し出ていると、お伝えください」

そうしたら、でてまいりました、新品が....現場は、よく知っているのです。
   かわいそうに、エンジニアーたちは冷遇されていたのでしょうか?
しかし、3ヶ月経ったら、また「読み取り不可」になりましたけれど。

ソニーもホンダも、戦後の会社。ベンチャーの鏡と呼んでよろしいのでしょうか?
その意味では、ふたつとも、心の友です。
が、この二つの会社には、かような正反対の思い出が、あります、私。

★本田宗一郎の言葉「大企業かい?あれは、軍隊感覚の名残りさ。軍隊ではな、頭数で予算が支給されたのよ。だから、頭数が多いと、金が一杯はいってくると習慣的に考えてしまうのさ」
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