とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

コロラド先生twitterです      (2) 2021/9/5

2021年09月05日 13時23分37秒 | 感染症
⑫さて、ここでIHME(保健指標評価研究所)の公表しているCOVID-19ワクチン有効性評価を見ましょう。この評価は、科学的厳密性には疑問がありますが、実用上は妥当かなと思います。但し、mRNA系にはVOCについて異常に甘い傾向があります
 
 
 
⑬IHMEによる評価でもスプートニクVは、きわめて高評価です。VOCへの有効性は特徴的ですね。 但し、治験についてその透明性などに疑義があるとして治験品質が低いと判断されてEMA(欧州医薬品庁)は採用しないとしています。 これはプーチン氏による治験・承認への政治介入の結果です。僕もEMAに同意します
 
⑭スプートニクVが非常に優秀であるということはIHMEなどが評価しています。 ですから、スプートニクVを国内で承認するなら、5000人〜30000人規模の国内第三相治験をすべきでしょう。 ウイルスベクターワクチンですのでおそらく血栓問題はあるでしょうが、僕はじじーなので迷わず志願します。
⑮なお、僕は一時、スプートニクVはAZスキーである(AZを産業スパイしたコピー品)という疑念を持ち、実際発言していますが、学術誌、一般メディア共に証拠は出てきませんでしたので撤回しています。 実際、IHMEの評価通りなら、全く別物になります。
 
⑯まぁ、ウィルスベクターワクチンには性能に出てこない問題点(ワクチンに免疫を持たれるので長期接種に向かない)があるので、リリーフ用にJ&Jで良いとは思います。これも副反応の対象ではないので治験するなら志願して良いです。
 
⑱さて、中国ワクチンを見ましょう。 シノファームと天津カンシノは、VOCに対して60%前後の死亡・重症化回避能力がありますので、ワクチンとしては問題なく使えます。医療への負荷が六割減となりますので、開発目標は達成しています。 但し、あくまで第一世代ワクチンとしてです。→
 
⑲→CoronaVacは、効きが悪いといって構わないでしょう。VOCに対し死亡回避有効性50%を割るようでは、もう中国でも使うべきでは無いです。
 
 

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